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俺の肉奴隷は11歳
第50章 8月26日 痩せた男
男は俺を同類と思ったようだ。俺がふたりを連れてきたことも、知らないのだろう。顔がニヤけて、興奮ぎみに
「あなたもですか?そうそう、膨らみかけのオッパイとか、想像しただけで勃ちますよね!」
「ですよね!ちょっとそれ、僕にも見せてくださいよ」

男は自慢げに、撮ったばかりの麻莉奈たちの映像を見せた。
「いいですねえ。撮り方がエロくて興奮します!」
俺が喜んでるフリをすると、男はさらに調子に乗って
「そうそう、特にこの小さい方の子、超絶かわいい!まさにロリの中のロリですよ!抱きたいなぁ」
そいつは俺のものだよ。おまえなんかには、一生かけても無理だ。

男は声をひそめて
「ところであなた、山野市のマルシンモール、ご存知ですか?」
「行ったことありますけど」
「僕も先日行きました。そこで、すごい子見たんです」
もしかして、あのことか?
「ロリっ子で、服が透けてるんですよ!しかもパンツも履いてない!こんなに可愛いのに!もう、その場で射精しそうでしたよ!」
そう言って見せられたスマホの写真は、やっぱりあの時の、本屋にいる麻莉奈の姿だ。

男はニヤニヤしながら
「しかもこの子、あそこに何か入れてたんです!」
「ホントですか?」
「どうです?似てませんか?」
「誰にです?」
「あそこにいる、小さい方の子。髪型とか違うけど、顔や背格好がそっくりじゃないですか?」
「そうですか?」
「絶対似てますよ!いや、これはもう運命です。あの子にまた会えるなんて!僕とあの子はきっと…」

俺はムカついた。いいかげんにしろ。
男からスマホとカメラを取り上げて、踏みつけた。
「何するんだ!」
怒る男を、俺は睨んで
「おい、ロリコン。組長のお嬢さんを盗撮するなんて、いい度胸だ。若頭として見過ごせないな」
「…組長って…そういえば…あなた、あのとき一緒に…」
怯えている。

俺は壊れたスマホを拾って
「これでおまえの身元がわかる。あとで舎弟を連れて礼に行くぜ」
「冗談でしょ…?」
「そう思うか?」
男は震えだした。
「うう…許してください…」
いきなり全力で走り去った。
今どき、こんな脅しでビビる奴がいるのか。バカが…
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