この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
俺の肉奴隷は11歳
第61章 8月29日 モンスター
梶野が椅子から立ち上がった。
「別に恨みはないが…仕方ないよな」
そう言いながら俺に近づいて、顔を殴った。
この無抵抗な状態でやられるのは、けっこうキツイ。しかし俺は
「なんだ?もしかして今、殴ったのか?それとも蚊が刺したのかな?」
「面白いね」

さらに3発殴られた。顔のどこかから血が流れるのを感じた。
「早く吐いたほうがいいと思うぞ」
ニヤニヤしながら言う梶野に
「この程度じゃだめだな。もっと本気出せよ」
俺は続けざまに何発もパンチを食らい続けた。

「はぁ…はぁ…」
梶野は肩で息をしていた。さすがに疲れたようだ。
俺は顔が腫れ上がり、目がかすんで、よく見えない。口の中に血が溜まっている。プッと吐き出すと、折れた歯が2本、飛び出した。

「あらあら、圭ちゃんかわいそう。ますますブサイクになっちゃって。痛いでしょ?いい子だから、早くお母さんにお話しして。どこにあるの?」
「知らないな…」
梶野が泰子を振り返り
「こいつ本当に知らないんじゃないか?」
「そんなはずない!あの子を呼んできて!」

誰かが部屋に入ってきた。誰だ?…あれは…
「圭ちゃん、わかる?あんたが散々バカにしてきた勇希くんよ」
ブタか…何しにきた…
「ほら勇希くん、チャンスよ!大好きな麻莉奈ちゃんと私を苦しめた罰よ!やってくれるんでしょ?私のために」
「はい」
何かを渡している…ナイフか?
勇希も手なずけたのか。こいつもこのババアとヤッたのか?

勇希はナイフを握りしめて、一歩づつ、向かってきた。俺の前で立ち止まり、震えている。
俺は睨んで
「やれよ…やってみろ…」
「わああっ!」
勇希はナイフを放り出し、走っていった。やっぱりヘタレだ。

俺は低く笑って
「あれがおまえのヒーローか?ずいぶん勇敢だな」
泰子は怒って
「あの役立たず!梶野、やって!」
梶野は、あきれた様子で
「あんたがやれよ。俺はもう降りる」
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ