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俺の肉奴隷は11歳
第19章 8月1日 グランバスタード
「すごい…!」
僕はその戦いぶりに圧倒された。
「僕も頑張らないと…」
決心してモンスターに向かったが、雷攻撃を食らって、大幅にHPが減った。恐くなって後退してしまった。
まりちゃんは、果敢にモンスターに挑んでいた。いくら攻撃を受けても、ひるむことなく全力で立ち向かっていた。
「まりちゃん!ヤバいよ!」
格闘少女のHPは早くも50パーセントになっていた。
モンスターのHPは90パーセント。どう考えても無理だ。
「ちくしょう!」
僕は立て続けに矢を放った。でも距離が遠いと与えるダメージが少ない。近づけば攻撃される。
「どうすればいいんだ…」
まりちゃんは休むことなく攻め続けた。どうやら敵の弱点を見つけたようだ。その一点に必殺技を仕掛けると、大ダメージを与えられた。しかし彼女のHPは30パーセント、後がない。
「まりちゃん、どうして?そんなことしてたら、やられちゃうよ。恐くないの?」
僕は思い出した。以前、まりちゃんに言われたこと…
『ゆーくんは、ずるいよ』
まりちゃんは、何かを得るために、自分が傷つくことを恐れない。いつもまっすぐ立ち向かって苦しみにも耐える。
僕は、いつも安全圏にいる。失敗しても逃げ道を用意して、リスクの少ない選択をする。
たしかに…僕はずるい奴だ…
まりちゃんは鬼気迫る表情で、一心に格闘少女を操作していた。
もうHPは20パーセント、モンスターは、まだ50パーセント。
「ぜったい倒してやる!」
ふと思った。
まりちゃんは、何と戦っているんだろう。
たとえば、ゲームのモンスターよりもっと強力な何か。
まりちゃん自身の中にある何か…?
なんで、そんなふうに思ったのか、自分でもわからない。
でも僕は、いつもまりちゃんだけを見て、まりちゃんのことだけ考えてきた。そこから来た、ただの直感だ。それだけだ。
だけど…
昨日の夜、何があったのか気になる…
「この野郎!」
まりちゃんの強力な一撃に、モンスターは、のけぞった。それでも少女への攻撃を緩めない。
まりちゃんのグローブの色が変化した。
やった!無敵状態になった!
これはめったに発動しないが、一定時間ダメージを受けなくなる特殊スキルだ。
まりちゃんもこのチャンスを逃さなかった。チャージした必殺技を連続で繰り出した。
これは、いけるかもしれない!
僕はその戦いぶりに圧倒された。
「僕も頑張らないと…」
決心してモンスターに向かったが、雷攻撃を食らって、大幅にHPが減った。恐くなって後退してしまった。
まりちゃんは、果敢にモンスターに挑んでいた。いくら攻撃を受けても、ひるむことなく全力で立ち向かっていた。
「まりちゃん!ヤバいよ!」
格闘少女のHPは早くも50パーセントになっていた。
モンスターのHPは90パーセント。どう考えても無理だ。
「ちくしょう!」
僕は立て続けに矢を放った。でも距離が遠いと与えるダメージが少ない。近づけば攻撃される。
「どうすればいいんだ…」
まりちゃんは休むことなく攻め続けた。どうやら敵の弱点を見つけたようだ。その一点に必殺技を仕掛けると、大ダメージを与えられた。しかし彼女のHPは30パーセント、後がない。
「まりちゃん、どうして?そんなことしてたら、やられちゃうよ。恐くないの?」
僕は思い出した。以前、まりちゃんに言われたこと…
『ゆーくんは、ずるいよ』
まりちゃんは、何かを得るために、自分が傷つくことを恐れない。いつもまっすぐ立ち向かって苦しみにも耐える。
僕は、いつも安全圏にいる。失敗しても逃げ道を用意して、リスクの少ない選択をする。
たしかに…僕はずるい奴だ…
まりちゃんは鬼気迫る表情で、一心に格闘少女を操作していた。
もうHPは20パーセント、モンスターは、まだ50パーセント。
「ぜったい倒してやる!」
ふと思った。
まりちゃんは、何と戦っているんだろう。
たとえば、ゲームのモンスターよりもっと強力な何か。
まりちゃん自身の中にある何か…?
なんで、そんなふうに思ったのか、自分でもわからない。
でも僕は、いつもまりちゃんだけを見て、まりちゃんのことだけ考えてきた。そこから来た、ただの直感だ。それだけだ。
だけど…
昨日の夜、何があったのか気になる…
「この野郎!」
まりちゃんの強力な一撃に、モンスターは、のけぞった。それでも少女への攻撃を緩めない。
まりちゃんのグローブの色が変化した。
やった!無敵状態になった!
これはめったに発動しないが、一定時間ダメージを受けなくなる特殊スキルだ。
まりちゃんもこのチャンスを逃さなかった。チャージした必殺技を連続で繰り出した。
これは、いけるかもしれない!