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俺の肉奴隷は11歳
第19章 8月1日 グランバスタード
するとモンスターが吠えて、体がイエローに変化した。
ヤバい!防御力がアップした!
モンスターの勢いは少し弱まったが、少女の攻撃が効かない。
「おまえなんか、殺してやる!!」
それでも、まりちゃんはモンスターに怒涛の必殺技を叩き込み続けた。スマホが壊れそうなほど、手に力が入っていた。
まりちゃんの無敵状態は時間切れだ。モンスターの反撃に、少女のHPはみるみる減っていく。10パーセント、8パーセント、7…6…5…
モンスターの鋭い爪が襲いかかる。少女の動きが鈍った。ダウン寸前だ。
まりちゃんは叫んだ。
「ちくしょう!!死ねーっ!!」
格闘少女の体が、光輝いた。空高くジャンプして、モンスターの最大の急所である頭上に、燃えさかる拳を振り下ろした。
全身全霊を込めた会心の一撃は、モンスターを破壊した。
敵はゆっくり倒れていく。少女のHPは…2パーセント…
「はぁ…はぁ…勝った…」
「すごい…すごいよ…まりちゃん…!」
僕は感動していた。
これは…数万回に一回の確率で発動するといわれる、超究極奥義!どんなモンスターも一撃で倒せる。まりちゃんがそれを出したんだ。
誰もそれを見たものはなく、マニアの間でも、実は存在しないと噂される超激レアな攻撃。
「グランバスタードを…ひとりで倒したなんて…」
結局、僕は何もできなかった。疲れた様子のまりちゃんに
「まりちゃん!勝ったね!すごいよ!」
「はぁ…はぁ…」
「まりちゃん?」
「…うん…ありがとう…」
「助けられなくて、ごめんね」
「いいよ…ゆーくんに見てほしかったから」
「これはもう伝説だよ!みんなに知らせないと!」
まりちゃんは笑った。
「それ大げさだよ…」
まりちゃんは、僕を見上げて…目を閉じた。
えっ?これって…もしかして…いやいや!それはないだろ!
でも…まりちゃんは動かない…待ってるみたいに…
僕は思いきって、まりちゃんの小さな唇に、自分の唇を重ねた。まりちゃんは拒否しない…
ああ…柔らかい…いい匂いがする…
僕は思わず、キスしたまま、小さな体をギュッと抱きしめた。
それでも、まりちゃんは嫌がらない。
こんなに細いのに、柔らかい体…
心臓が爆発しそうだ。
ヤバい!防御力がアップした!
モンスターの勢いは少し弱まったが、少女の攻撃が効かない。
「おまえなんか、殺してやる!!」
それでも、まりちゃんはモンスターに怒涛の必殺技を叩き込み続けた。スマホが壊れそうなほど、手に力が入っていた。
まりちゃんの無敵状態は時間切れだ。モンスターの反撃に、少女のHPはみるみる減っていく。10パーセント、8パーセント、7…6…5…
モンスターの鋭い爪が襲いかかる。少女の動きが鈍った。ダウン寸前だ。
まりちゃんは叫んだ。
「ちくしょう!!死ねーっ!!」
格闘少女の体が、光輝いた。空高くジャンプして、モンスターの最大の急所である頭上に、燃えさかる拳を振り下ろした。
全身全霊を込めた会心の一撃は、モンスターを破壊した。
敵はゆっくり倒れていく。少女のHPは…2パーセント…
「はぁ…はぁ…勝った…」
「すごい…すごいよ…まりちゃん…!」
僕は感動していた。
これは…数万回に一回の確率で発動するといわれる、超究極奥義!どんなモンスターも一撃で倒せる。まりちゃんがそれを出したんだ。
誰もそれを見たものはなく、マニアの間でも、実は存在しないと噂される超激レアな攻撃。
「グランバスタードを…ひとりで倒したなんて…」
結局、僕は何もできなかった。疲れた様子のまりちゃんに
「まりちゃん!勝ったね!すごいよ!」
「はぁ…はぁ…」
「まりちゃん?」
「…うん…ありがとう…」
「助けられなくて、ごめんね」
「いいよ…ゆーくんに見てほしかったから」
「これはもう伝説だよ!みんなに知らせないと!」
まりちゃんは笑った。
「それ大げさだよ…」
まりちゃんは、僕を見上げて…目を閉じた。
えっ?これって…もしかして…いやいや!それはないだろ!
でも…まりちゃんは動かない…待ってるみたいに…
僕は思いきって、まりちゃんの小さな唇に、自分の唇を重ねた。まりちゃんは拒否しない…
ああ…柔らかい…いい匂いがする…
僕は思わず、キスしたまま、小さな体をギュッと抱きしめた。
それでも、まりちゃんは嫌がらない。
こんなに細いのに、柔らかい体…
心臓が爆発しそうだ。