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人生双六~振り出しに戻る~
第2章 小3夏休み
 ただひたすらに突く!突く!突く!
 これではオナニーかレイプだ。
 だが
 「アァ~ン!ハアァ~ン!凄い!こんなの知らない!ショタチンポ!」
 腹の下で歓喜の矯声が上がっている。
 好実も満更ではないようじゃ。
 もしかしたらマゾの気があるのかもしれんの。
 少し落ち着きを取り戻した儂は腰の動きはそのままにスカートの中に仕舞われていたブラウスの裾を引っ張り出す。
 少し脂の乗った白い腹に小さな臍。
 さらに捲り上げると肋の上に薄い水色の布が見える。
 ブラジャーだ。
 写真やドラマ映画ではなく生のブラジャーを見るのは肉親のを除けば始めて経験じゃ。
 百年生きていて良かった。
 いや、一度死んどるから百年生きていてはおかしいか?
 まあいい。
 ややこしい事を考えるのは後じゃ。
 今大切なのは目の前にブラジャーに包まれた乳房が在るという事実だけじゃ。
 ブラウスを脇の下まで引き上げる。
 しまった。
 ボタンを外すべきだった。
 乳房の上に不細工に溜まる布地に臍を噛むが後の祭り。
 まあ、思い付いていたとしても興奮で震える指では小さなボタンを外すのに手間取って碌な結果にならなかったろう。
 それよりも乳じゃ、乳!
 レースを多用した下着の上から豊満な双丘を揉む。
 なんだ?これは。
 想像と全然違う。
 コワゴワした布の感触。
 シルエットを美しく保つ為にブラジャーで締め上げているのか?
 こんなのアンパンをビニールの包装の上から触ってるのと変わらんじゃないか。
 えぇ~い。邪魔臭い!
 ブラウス同様ブラジャーも下から上に引き上げて。
 とは、いかない。
 ブラウスと違いがっちり乳房をホールドしているブラジャーは思いの外に動かない。
 カップの下に指を掛け引っ張るが数ミリしか浮かない。
 指先に下乳の柔かさを感じ焦燥が増す。
 力任せに引き上げる。
 ブチ!
 鈍い音を立てて抵抗が消え双丘が露になる。
 乱暴にしすぎてホックが壊れたようじゃ。
 乳房を隠し守る役目を果たせなくなった布から飛び出た乳房は拘束を解かれると重力に負けて左右に垂れる。
 それを鷲掴みにする。
 おぉ!
 沈む!
 指先が乳房の中に沈んでいく。
 搗きたての餅のようだと表現した書物があったが言い得て妙。
 正にその通りじゃった。
 力を入れれば指の形そのままに沈み緩めるとゆっくりと元に戻る。
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