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海に映る月の道 〜last tango in Paris〜
第5章 従者と執事見習い〜従者の恋〜
「…あぁ…っ…!」
激しく突かれながら、狭霧は伯爵を振り返る。
琥珀色の瞳は潤み、男を蠱惑するような色香に満ちている。
「…あんたの…方こそ…」
獣の体位で自分を躊躇なく犯す男を見上げる。
…端麗で気高く高貴な男と思えぬ、野蛮で荒々しい海賊のような振る舞いと性技だ…。
「…お上品な…伯爵様とは思えない…こんな…野獣みたいに…俺を…犯して…あぁ…っ…ん…っ…!」
…男の牡は、長大で名刀のように硬く鋭く、狭霧の甘く熟した花肉を蹂躙する。
その屈辱感と、それを上回る淫靡で湿った快楽に、否応なく溺れさせられる。
自分が自分でなくなるような、空恐ろしいほどの悦楽を与えられる。
…こんな自分は…知らない…。
…初めてだ。
伯爵のしなやかな手が、狭霧の白絹のような美しい腰を改めて強く掴む。
「…こんな風に…犯されるのが好きなのだろう…?」
微かに息を乱しながら、伯爵は狭霧の耳朶を噛む。
「…あ…あぁ…そん…な…」
今度はじっくりと媚肉の最奥を捏ねるように抽送され、新たな快美感の波が狭霧に押し寄せる。
「…私を感じて乱れる君は…ぞっとするほどに美しい…。
…もっと、我を忘れて淫らになるのだ…。
…そうすれば、君はもっともっと…艶やかに美しくなる…」
男の言葉は、呪文のようだ。
…そのまま身も心も征服され、思う様に犯され、熱く甘い蜜のような快楽の沼に引き摺り込まれる…。
「…あぁ…あつ…い…」
男に犯されている最奥が、燃えるように熱く、身体が蜜蝋に塗れたように力が入らなくなる…。
「…も…だ…め…あぁ…ん…っ…」
淫らに腰を揺らめかせながら啜り泣き、懇願する。
…いかせ…て…と。
激しく突かれながら、狭霧は伯爵を振り返る。
琥珀色の瞳は潤み、男を蠱惑するような色香に満ちている。
「…あんたの…方こそ…」
獣の体位で自分を躊躇なく犯す男を見上げる。
…端麗で気高く高貴な男と思えぬ、野蛮で荒々しい海賊のような振る舞いと性技だ…。
「…お上品な…伯爵様とは思えない…こんな…野獣みたいに…俺を…犯して…あぁ…っ…ん…っ…!」
…男の牡は、長大で名刀のように硬く鋭く、狭霧の甘く熟した花肉を蹂躙する。
その屈辱感と、それを上回る淫靡で湿った快楽に、否応なく溺れさせられる。
自分が自分でなくなるような、空恐ろしいほどの悦楽を与えられる。
…こんな自分は…知らない…。
…初めてだ。
伯爵のしなやかな手が、狭霧の白絹のような美しい腰を改めて強く掴む。
「…こんな風に…犯されるのが好きなのだろう…?」
微かに息を乱しながら、伯爵は狭霧の耳朶を噛む。
「…あ…あぁ…そん…な…」
今度はじっくりと媚肉の最奥を捏ねるように抽送され、新たな快美感の波が狭霧に押し寄せる。
「…私を感じて乱れる君は…ぞっとするほどに美しい…。
…もっと、我を忘れて淫らになるのだ…。
…そうすれば、君はもっともっと…艶やかに美しくなる…」
男の言葉は、呪文のようだ。
…そのまま身も心も征服され、思う様に犯され、熱く甘い蜜のような快楽の沼に引き摺り込まれる…。
「…あぁ…あつ…い…」
男に犯されている最奥が、燃えるように熱く、身体が蜜蝋に塗れたように力が入らなくなる…。
「…も…だ…め…あぁ…ん…っ…」
淫らに腰を揺らめかせながら啜り泣き、懇願する。
…いかせ…て…と。