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海に映る月の道 〜last tango in Paris〜
第2章 狭霧の告白
…和彦は見る見るうちに垢抜けて、洗練されていった。
外見だけではない。
性格も少しずつ社交的になり、様々なひとと会話を楽しめるようになった。


…その成長は目覚ましく、和彦は評判の魅力的な青年となっていった。
彼と街を歩けば、若い娘たちは色めきだち、振り返る。
山科家には和彦に山のように縁談話が舞い込むようになった。
すらりとした長身の身体、知的さと育ちの良さが漂う整った容姿、立居振る舞いや話し方にも余裕と自信が生まれ、それが和彦を更に輝かせるようになった。
いよいよ狭霧も認めざるを得なかった。
…と、言うよりも狭霧もいつの間にか、そんな和彦に惹かれ、恋をしていたのだ。

…やがてふたりは和彦の熱烈な求愛により結ばれた。
和彦の家が所有する人里離れた林の奥深くにある武蔵野の別宅で。
密かに、二人の恋は始まったのだ。


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