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俺様紳士は私の上で必死に喘ぐ
第1章 お見合い相手
「初めてだったのに。」

そう言うと、また古原さんは私の唇を塞いだ。

「んっ……」

「好きだ。」

私は、小さくえっと言った。

「初めて会った時から、君が頭から離れない。」

私は嬉しくて、涙が出た。

「私も……一緒。あなたを初めて見た時から……」

「見た時から?」

恥ずかしくて、顔から火が出そう。

「……好き。」

「よく言えた。」

そう言って古原さんは、私を抱きしめてくれた。


「でも、お姉ちゃんが。」

「それは、後から考えよう。」

古原さんは車を降りると、私を自分の家に連れて行った。

「お姉ちゃんは、ここに来た事あるの?」

「ない。」

「いいの?私が来て。」
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