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第2章 知り合いの社長
「ここのカフェのサンドイッチ。絶品だよ。」

「えっ……」

ふと看板を見ると、美味しそうなサンドイッチの写真が見えた。

増々、お腹が空いてきちゃう。

「ははは。いいよ。これで好きな物、買ってくるといい。」

そう言われて、私に2,000円を渡してくれた武尊さん。

「……いいんですか?」

「いいよ。俺には甘えな。」

本当にどこまで聞いてるんだろう。

でも私は、そのお金を受け取った。

「有難うございます。」

「うん。いい笑顔だ。さあ、行ってきな。」

「はい。」

私はカフェの中に入ると、早速一番美味しそうなサンドイッチを買った。

そして武尊さんの元へ。

「頂きまーす。」

「どうぞ。」
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