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優しくして下さい
第2章 知り合いの社長
「そうだな。君にとっては重要なポイントだね。」
はぐらかされた。
「母にはいくら渡していたんですか?」
「1度に2万かな。」
「でも私には3万を渡すんですか?」
「君はまだ若いからね。それくらいの価値があるだろう。」
気に入っていた母よりも、私に多くお金を払うなんて。
男の人は、ある意味残酷だ。
「食べ終わったね。じゃあ、行こうか。」
「はい。」
ゴミをお店の中のゴミ箱に捨て、武尊さんに付いて行った。
「俺達の初めては、ここがいいね。」
連れて行かれたのは、高級ホテルだった。
こんな場所、来た事なんてない。
「いい思い出になるだろう?」
「……はい。」
私ったら失礼かな。でも、まだサンドイッチを食べただけで、分からないんだもの。
はぐらかされた。
「母にはいくら渡していたんですか?」
「1度に2万かな。」
「でも私には3万を渡すんですか?」
「君はまだ若いからね。それくらいの価値があるだろう。」
気に入っていた母よりも、私に多くお金を払うなんて。
男の人は、ある意味残酷だ。
「食べ終わったね。じゃあ、行こうか。」
「はい。」
ゴミをお店の中のゴミ箱に捨て、武尊さんに付いて行った。
「俺達の初めては、ここがいいね。」
連れて行かれたのは、高級ホテルだった。
こんな場所、来た事なんてない。
「いい思い出になるだろう?」
「……はい。」
私ったら失礼かな。でも、まだサンドイッチを食べただけで、分からないんだもの。