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第1章 初体験
そんな事が何回かあって、母がため息をつく回数も増えていた。
そして、私が18歳の誕生日を迎えた頃だった。
母は私に、黒のワンピースを買ってくれた。
随分大人びたように見えるのは、私がまだ子供だったからなのか。
そんなある日、母は私にこう告げた。
「桃花。あんた、客を取らないか?」
「え?」
客を取ると言う意味が、分からなかった。
「分からないかい?男と寝て、お金を稼ぐのさ。」
「何言っているの?私、まだ18よ?」
「女は若い方が、高く売れる。それに、18を超えれば、若い女とやっても違法にはならないからね。」
私は首を横に振った。
母の言葉には、思えなかった。
「安心しな。初めての相手は、私が連れて来てやるよ。」
そして、私が18歳の誕生日を迎えた頃だった。
母は私に、黒のワンピースを買ってくれた。
随分大人びたように見えるのは、私がまだ子供だったからなのか。
そんなある日、母は私にこう告げた。
「桃花。あんた、客を取らないか?」
「え?」
客を取ると言う意味が、分からなかった。
「分からないかい?男と寝て、お金を稼ぐのさ。」
「何言っているの?私、まだ18よ?」
「女は若い方が、高く売れる。それに、18を超えれば、若い女とやっても違法にはならないからね。」
私は首を横に振った。
母の言葉には、思えなかった。
「安心しな。初めての相手は、私が連れて来てやるよ。」