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優しくして下さい
第1章 初体験
そして、母はスマホの写真を見せてくれた。

「知り合いの社長だから。暴力はしないし、優しいし。あんたが処女だって知ったら、5万は払うかな。」

その時、母が本気で言っている事を知った。


私は勢いで、家を飛び出した。

「桃花!どこに行くの!」

私は家を飛び出すと、アパートの隣にある大家さんの家に行った。

私は、呼び鈴を鳴らした。

出て来たのは、母の弟で、私の叔父にあたる人だ。

「桃花、どうした?」

母とは歳が離れていたから、まだ38歳になったばかりの叔父。

最初はお父さん代わりに思っていたけれど、いつしか一人の男の人として、見るようになった。

「お願いがあるの。叔父さん。」
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