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第1章 初体験
「そっか。まずは、家の中に入って。」

私は叔父の家の中に入って、そのままの勢いで、叔父にしがみついた。

「桃花?」

「叔父さん、私の事を抱いて。」

叔父さんは、私を引き離した。

「何を言っているのか、自分で分かってるのか。」

「分かるわ。だって私、もう18だもん。」

もし、誰かに抱かれるなら、智也叔父さんがいいと思った。

「好きなの。叔父さんの事が、ずっと好きだった。」

「……いつから?」

「たぶん、中学生くらいから。」

母の行為を見て、自分もいつか、男の人に抱かれるかもしれない。

そう思った時から、叔父さんを見て、ドキドキしていた。

「何があった?」

「何もない。ただ気持ちが溢れただけ。」
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