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自分の為のBL
第4章 喫茶黒猫
俺は迷い無く床に降りると、店長の前に四つん這いになった。


「そんなに食べたかったのか?」

店長の蔑んだ笑いが腰に来る…
恥ずかしいけど、感じるなんて。俺、M?!いやいや、まさかそんな……痛いのなんて好きじゃないしっ

「…にゃん」

猫らしく………って俺、何言ってんの…!!
言ってから急激な恥ずかしさが込み上げて、顔から湯気が出そうっ

店長はまた口元覆って顔隠しちゃうし!
恥ずかしいは気まずいは……っ
店長の気分が変わる前にと、そっぽを向いてる店長を他所に、慌ててズボンに手を掛けた。


当たり前だけど、自分以外の男のズボンに手を掛ける何て初めてだ。
勿論、今からしようとしている事も。

途端に緊張してきた……っ


かすかに震える手で、店長のを引き出す。
…………デカイ!
それに、反応してる…

それが何だか嬉しく感じて、抵抗も感じないままに俺は唇を寄せた。

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