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自分の為のBL
第5章 降り口は、進行方向左側。
「あぁ。さっきは…お疲れ様」
仕方なく曖昧な返事を返してみる。
「お疲れ!楽しかったね~それにしても同じ方向だったなんて偶然!一人で帰るんだと思ってたから、何か嬉しくって♪」
「あぁ。そうなんだ…」
大して絡みもしなかったのに名前を覚えられてるとは…
彼女は当たり前の様に隣に座って来た。
距離が近くて居心地悪い……
離れてくれないかな……
そんな俺にお構い無しで、隣で楽しそうに喋り続ける。
顔は可愛いと言うか、美人な方。高校の時には運動部に入ってたんだろうな…肌も白くはない。明るい性格で誰とでも仲良く慣れるタイプだろう。今日のメンバーにも狙ってたやつは居たが、結ばれる事は無かったんだな…
けど、興味は湧かない。
俺のタイプは、花の様におしとやかで守ってあげたくなる静かで小柄な子だ。
髪の毛はクルンとした栗色のロングが良いな…何て考えながら、適当な相づちを打つ。
仕方なく曖昧な返事を返してみる。
「お疲れ!楽しかったね~それにしても同じ方向だったなんて偶然!一人で帰るんだと思ってたから、何か嬉しくって♪」
「あぁ。そうなんだ…」
大して絡みもしなかったのに名前を覚えられてるとは…
彼女は当たり前の様に隣に座って来た。
距離が近くて居心地悪い……
離れてくれないかな……
そんな俺にお構い無しで、隣で楽しそうに喋り続ける。
顔は可愛いと言うか、美人な方。高校の時には運動部に入ってたんだろうな…肌も白くはない。明るい性格で誰とでも仲良く慣れるタイプだろう。今日のメンバーにも狙ってたやつは居たが、結ばれる事は無かったんだな…
けど、興味は湧かない。
俺のタイプは、花の様におしとやかで守ってあげたくなる静かで小柄な子だ。
髪の毛はクルンとした栗色のロングが良いな…何て考えながら、適当な相づちを打つ。