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自分の為のBL
第5章 降り口は、進行方向左側。
全く興味の無い彼女の降車駅で降りるべく、下心満載で降り口のドアへ向かった。
彼女の後に付いて行く形で扉へ行くと、そこにはエリート会社員が居る。
ここぞとばかりに近くからチラチラ観察。
黒いサラサラした髪の毛は何の癖も無い。少し長めで、それでいて鬱陶しい感じはしない。
お洒落な美容院行ってんだろうな…
いつも読んでるカバーの掛けられた本は………見えない。背伸びして覗き混むでもしない限りは見えそうに無い…
近くに立つと、思った以上に長身だと言うことが解った。
駅に近付いて、スピードが落ちる。ブレーキで軋む音がして、車体が大きく揺れた。
「きゃっ」
何て言いながら、わざとらしく抱き付かれて、エリート会社員の目の前でされる行為に焦る。
勘違いされたくない。
これは俺の『彼女』じゃない。
『彼女』じゃないのに、今から家に行ってナニしようと思ってる何て……
「ビビってんの?……嫌なら止めとけば??」
彼女の後に付いて行く形で扉へ行くと、そこにはエリート会社員が居る。
ここぞとばかりに近くからチラチラ観察。
黒いサラサラした髪の毛は何の癖も無い。少し長めで、それでいて鬱陶しい感じはしない。
お洒落な美容院行ってんだろうな…
いつも読んでるカバーの掛けられた本は………見えない。背伸びして覗き混むでもしない限りは見えそうに無い…
近くに立つと、思った以上に長身だと言うことが解った。
駅に近付いて、スピードが落ちる。ブレーキで軋む音がして、車体が大きく揺れた。
「きゃっ」
何て言いながら、わざとらしく抱き付かれて、エリート会社員の目の前でされる行為に焦る。
勘違いされたくない。
これは俺の『彼女』じゃない。
『彼女』じゃないのに、今から家に行ってナニしようと思ってる何て……
「ビビってんの?……嫌なら止めとけば??」