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自分の為のBL
第2章 fantasy life
笑ってるのか、怒ってるのか、困ってるのか… 感情の読めない表情で……ただ、いつもは涼し げな瞳だけが、妙に熱っぽく感じた。
「…少し落ち着きましたか?泣かなくて良いん ですよ?……おすすめしようと思っていたの は、別の本ですが…興味があったのならそれを 貸しましょうか。」
声音だけはいつもの様に優しく柔らかくて、僕 の頭をなでなでしながら話してくれる。
「ぃえっあ、の……先生、僕の事…軽蔑しないん ですか?」
「まさか。ただ少し、困ったな…とは思ってい ます。……君が可愛い過ぎて…手加減が出来そう に無い。」
先生の言葉の意味を図りかねていると、
「………?…ッひゃあ?!」
せ、先生の手がっ僕のアソコ、触ってる!
小説を読んで半起ちになってたそこに、先生の 大きな掌が触れてて…
「ヤッ……先生っ、やだ!」
何で??!
「…私の事、嫌いですか?」