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自分の為のBL
第4章 喫茶黒猫
反対の手は顎に添えられて、親指が口を閉じれない様に当てられてる。


「ハッ………っ、あ 」

ヤバい……っ
体のアチコチに異変が出てきそうっ

膝がガクガクしてきて、立っていられなくなった時、唇を舐めながらゆっくりと解放された。

ズルズルと壁に体重を預けながら、座り込む。



「何で…っ、店長の……………変態!」

荒い息遣いで、濡れた唇を手の甲で拭いながら見上げると、同じく濡れた唇をイヤらしく光らせながら笑ってる姿が目に入って…体温が上がる。


「…なんだと?」

怒るなよっ!図星だろ?!
変態じゃないの?!
今日会ったばかりの出来の悪い新人に襲いかかって…っ
ちょっと見た目が良いからって誰彼構わず盛るなんて、俺だったからまだ良いものの他の人だったら………………

…………………………

………………良くない。良くないだろ。
何で俺、嫌じゃ無い訳?!

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