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自分の為のBL
第4章 喫茶黒猫
と…

すっと体が離れて行く。
すがり付いた腕だけ抱き締めながら、疑問の顔を向けた。


「はい。ここまで。」

「……………え?」

エエェ?

「お仕置きだ。」

ええええええええぇぇ~!!!!!!
ここで?!このままで?!
嘘でしょ!コレ、どうしたら良いっての?!


あわてふためく俺を意地悪い笑みで楽しそうに見ながら、店長はスクッと立ち上がるとスマートな歩きでキッチンの中へ入って行った。




「……………………マジで?!」


とんでも変態店長だ!
まさか、お仕置きでこんなことするか?!
こっちはもうドキドキするやら貞操さえも捨てる覚悟で………………っ

………………危なかった!!


もう、絶対お皿割らない!
心に誓って、切ない気持ちでトイレに向かった。







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