パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 どうかしている

「い……ちざきくん」

「んー？」

「その……乳首舐めてほしい……」

照れながら口にすると、市崎くんが伏せていた目を大きく開いて私を見る。
だけど何も言わずに乳首にかぶりつき、れろれろと舐め回したり、ちゅぱちゅぱと唇で刺激してくれて気持ちいい。

「あっ、んうっ……」

「気持ちいいの？」

「ん……きもちぃ……」

市崎くんの目を見て答えると、ぢゅるるると勢いよく乳首を吸われた。
気持ちよさに体がのけ反りそうになるけど、市崎くんが体を支えてくれているから倒れはしない。
そう思ったけど、ボフッと私の体はベッドへ横たわっていた。

もう片方の乳首をれろれろと舐めながら器用に私のスカートを脱がせていく市崎くん。
ショーツの上から敏感なところを触られて恥ずかしい。
だって、すでにそこは濡れていてショーツを汚しているのがわかったから。

「藤崎のここ……ビショビショだね」

ショーツも脱がされ、市崎くんが体勢を変える。
息が当たるほどの近さで濡れてるところをまじまじと見つめられて愛液が漏れ出し、それを舌先で舐め取られる。

「あ……、ああっ」

すぐさまクリにかぶりついてきた市崎くん。
ぢゅうううと音を立てて吸われてビクビクする私の体。
反応を楽しむかのように舐め方を変えて「は……っ、おいしい……」なんてつぶやくから愛液が漏れるのが止まらない。

だけど、クリだけではイケない私。
早く指を入れてほしくて市崎くんの腕をすりすりとさすると、察してくれたのか指の腹で入口あたりを撫でたあと指をゆっくり入れてくれた。

「痛くない？」

「ん……大丈夫……あっ、あっ、うっ」

指が入ったままクリを舐められてゾクゾクする。
市崎くんの長くてやや骨ばった指がナカの奥の方まで届いていることにどうしようもなく興奮してしまう。
きゅっと指を締めつけると、指がもう1本追加された。
2本の指でクリの裏側あたりをグニグニと押されて腰が浮く。

「なんっ……ああ、それ……んあっ」

――なんでっ、そんなっ、ピンポイントにっ！

長くお付き合いしていた元カレでさえ、私の気持ちいいところを見つけるのに時間がかかったのに、どうして市崎くんはこんなにすぐわかるのか。