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花の香りに酔う如く
第11章 沈丁花に誓う初めての夜〜沙羅
2人でのんびり薔薇のお風呂に浸かりながら、
「律さん、私、これから毎日、
一緒にお風呂に入りたいな」と言うと、
律さんは、
「えっ?
恥ずかしくない?」と言った。


「私のパパとママは、
今でも出張の時以外は、
一緒に入ってるよ?」

「えっ?
そうなんだ」

「お互いに、一番無防備な姿を晒し合えるのって、
素敵じゃない?って言ってた。
それと、大切なことから、
なんてことないことまで、
のんびり話をするんだって」

「ふーん。
それは、素敵だね?」

「恥ずかしいけど…。
私もそうしたい」と言って、
振り返るようにキスをすると、
後ろからふわりと抱き締めてキスを返してくれる。


「でもね。
熱くてクラクラしてきたみたい。
律さん、思ったより熱いお湯に入るのね?」と言うと、
慌てて立ち上がらせてくれる。


「じゃあ、続きはベッドで話そうね?」と言って、
浴室から出ると大きなバスタオルで拭いてくれて、
バスローブを着せてくれる。

律さんは自分で拭いて、
バスタオルを腰に巻くと、
抱き上げてベッドに運んでくれる。


そして、バスローブの紐に手を掛けながら、
「裸で抱き合いながら寝たいな?」と言って、
スルリとバスローブを脱がせて、
自分のバスタオルも落として、
ベッドに潜り込む。


腕枕して貰いながら、
すっぽり大きな律さんに包み込まれるようになると、
とても落ち着いた気持ちになった。



「そうだ。
ママさんと、何を話したの?」と訊かれて、
ポツポツと話しているうちに、
なんだか眠たくなって、
いつの間にか2人、眠ってしまった。




翌日の早朝、ふと目が覚めると、
律さんが私の顔を見ていて、
恥ずかしくなる。


おはようのキスをして、
もう一度、愛し合った。
痛くないようにと沢山舐めて解してくれたので、
前夜ほど痛くない。

ゆっくりと身体を動かしてくれるのが、
安心で、気持ち良くて、
私も動いてしまっていたみたいだった。


挿れたまま、また、眠ってしまって、
目が覚めると律さんが子供みたいな顔で眠っていたので、
そっと頬にキスをした。


そして、2人でシャワーをしてから、
着替えてダイニングルームでのんびり朝食を取った。

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