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花の香りに酔う如く
第14章 カサブランカに惑う②〜律
正直なことを言えば、
頭をポンポンする慧兄さんと、
顔を赤らめる沙羅ちゃんを見て、
僕ははっきりヤキモチを焼いていた。


目を閉じると、
そのまま沙羅ちゃんを抱き寄せてキスをしようとする慧兄さんまで浮かんできて、
慌てて目を開けて頭を振った。


「律さん?
どうしたの?」と小首を傾げる沙羅ちゃんの真っ直ぐな視線が眩しくて、
物凄くぶっきらぼうに、
「別に?」と言ってしまう。


いつからこんなに心が狭くなってしまったんだろう。





沙羅ちゃんは、仕事先の調整をして貰って、
仕事は月水木に替えて、
実家での茶道の指導補佐は金土にすることになった。


日曜日は、自分の為のお稽古をすると言っていたけど、
大学の空手部の同級生や後輩が、
生徒として来るようになった。

男子学生が殆どで、
それもまた、僕を苛つかせたけど、
そんなことは言えないから、
殊更、その日は茶室には行かないようにしていた。




それでも、学生達が帰った後、
茶室を覗くと、
「片付ける前に、お茶、如何ですか?」と、
沙羅ちゃんは僕だけの為に、
時には僕と水野住職の為に、
丁寧にお茶を淹れてくれる。


その後、2人で茶道具をのんびり片付けながら、
沙羅ちゃんの楽しそうな話を聞く。


僕はそんな沙羅ちゃんを横目で見ながら、
押し倒して着物を脱がせることを想像してしまう。


抱き寄せてキスをして、
「抱きたい」と囁くと、
物凄く恥ずかしそうな顔をする。


「ここは…ダメです」と、
涙目で言うので、
裏の水屋に引っ張って行って、
着物の裾を捲り上げてお尻の方からゆっくり舐めていくと、
身体を捩って避けようとする。


「ダメだよ?
逃げないで?
こんなイヤらしいヤツ、履いてるんだ?」と言って、
Tバックのショーツをずらして指を這わせると、
グショグショに濡れている。


「下着の線が見えちゃうから…」

「だったら、履かなきゃ良いのに…」

「んっ…。
律さん…ダメ…。
ああっ。
挿れて?」
と振り返りながらキスを強請る。


僕も我慢出来なくて一気に後ろから突き刺して腰を振ると、
2人、あっという間に達してしまった。
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