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花の香りに酔う如く
第15章 月下美人で授かる①〜沙羅
目が覚めると外は既に明るくなりかかっていた。

愛し合った後の残り香に、
すっかり萎んでしまった月下美人の残した最期の香りが混ざり合う中、
気怠さを覚えて律さんを抱き締めると、
律さんも私を抱き寄せてキスをしたくれる。



「もう少し、横になっていられるかな?」と言うと、
更に深いキスをして、胸を弄る。


「また、したくなった。
沙羅、痛くない?」と言うので、

「大丈夫」と答えたけど、
前夜、声を出し過ぎたのか、
声が枯れてしまっていた。


「後ろから挿れたい」と言って、
向きを変えさせると、
そっと股間を手で触れる。

花芽を指先で捏ねるようにしては擦るので、
声が出てしまうけど、
自分の声じゃないみたいで、
なんだか恥ずかしくなってしまう。


「そろそろ、良いかな?
挿れるよ?」と言うと、 お尻を掴んで一気に挿れる。


そのまま、
何度も突かれて、
自分からもお尻を突き出して、
律さんに擦り付ける。


一気に加速するように腰を動かすと、
そのまま最奥へと吐き出させる感覚で、
痺れてしまうようになる。



「沙羅。
僕だけの沙羅。
このまま、閉じ込めておきたいくらいだよ?」と耳元で囁くと、
顔を自分の方に向かせてキスをしてくれる。



「お仕事に出るのも、嫌なの?」
と言うと、
照れたように笑う。


「他のオトコが近くに居ると思うとね。
ヤキモチなのかな」と言って、

「シャワー浴びようか?
洗ってあげる」と、
額にキスをしてくれる。


「ヤキモチ?
私なんて…」

「沙羅は可愛くて、綺麗で、
でも、妖艶なこともあるから、
心配だよ?」


起き上がろうとすると、
腰が痛くてうまく起きれなくて、
律さんが起こしてくれる。


クスリ…。

2人で目を合わせて笑うと、
手を繋いで部屋の中にある狭いシャワールームでお互いの身体を洗い合ってはキスをした。


律さんは着替えて本堂へと行く。

私も着替えてキッチンで朝食を整えてぼんやりしていた。


お義父様と律さんが、
朝のお勤めを終えてダイニングに戻ってきた。


「ん?
風邪かな?
声が掠れてるね?
でも、顔色は良いかな?」とお義父様に言われて、
紅くなってしまった。

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