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花の香りに酔う如く
第2章 月下美人の夜②〜律

「沙羅、淋しいな」
沙羅ちゃんにそう言われて、
ドキンとした瞬間に、
股間のヤツもピクンとしてしまっていた。
これは、まずい。
絶対に気付かれてはいけないけど…。
多分、沙羅ちゃん、こういうこと、
知らないよな?とも思った。
持っていた鞄で微妙にカバーしながら、
「僕なんて、
居ても居なくても同じでしょ?」
と素っ気ない声で言った。
「そんなことないけど…。
律お兄様は、沙羅のこと、嫌いでしょ?」
「えっ?」
「だって、話もしてくれないし。
小さい頃から、ここに遊びに来ても、
すぐにお部屋に入っちゃうし。
泣き虫だから、嫌いなんでしょう?」と話しながら、
沙羅ちゃんは、また泣いてしまっていた。
「そんなこと、ないよ?」と言って、
そっと沙羅ちゃんの小さい手を握る。
「沙羅ちゃん、可愛いから、
なんか、恥ずかしくて…」
ヤバい。
僕、少し紅くなっている?
と思ったら、
沙羅ちゃんの耳や頬も紅くなっていた。
やっぱり僕、
ロリコンなのか?
まだ小学生だぞ?
何やってんだよ。
沙羅ちゃんの涙を指先で優しく拭うと、
「お茶室に戻ったら?
兄さん、心配してるよ?
一緒に行こうか?」と手を繋いで立ち上がった。
沙羅ちゃんも頷いて立ち上がると、
「あっ…。
ごめんなさい。
律お兄様の制服に、
鼻水、つけちゃった」と、
僕の制服の胸元にそっと指先を置くので、
また、ドキドキしてしまう。
「良いんだよ。
沙羅ちゃんは、泣くほど兄さんのこと、
好きなんだね?」と少しぶっきらぼうな声で言うと、
沙羅ちゃんはそっと頷いた。
はあ。
僕はロリコンかもしれないけど、
だったら沙羅ちゃんは、12歳も歳上がタイプの、
ブラコンとかなのかな?
そんなことを考えながら、
手を繋いで茶室に向かった。
沙羅ちゃんにそう言われて、
ドキンとした瞬間に、
股間のヤツもピクンとしてしまっていた。
これは、まずい。
絶対に気付かれてはいけないけど…。
多分、沙羅ちゃん、こういうこと、
知らないよな?とも思った。
持っていた鞄で微妙にカバーしながら、
「僕なんて、
居ても居なくても同じでしょ?」
と素っ気ない声で言った。
「そんなことないけど…。
律お兄様は、沙羅のこと、嫌いでしょ?」
「えっ?」
「だって、話もしてくれないし。
小さい頃から、ここに遊びに来ても、
すぐにお部屋に入っちゃうし。
泣き虫だから、嫌いなんでしょう?」と話しながら、
沙羅ちゃんは、また泣いてしまっていた。
「そんなこと、ないよ?」と言って、
そっと沙羅ちゃんの小さい手を握る。
「沙羅ちゃん、可愛いから、
なんか、恥ずかしくて…」
ヤバい。
僕、少し紅くなっている?
と思ったら、
沙羅ちゃんの耳や頬も紅くなっていた。
やっぱり僕、
ロリコンなのか?
まだ小学生だぞ?
何やってんだよ。
沙羅ちゃんの涙を指先で優しく拭うと、
「お茶室に戻ったら?
兄さん、心配してるよ?
一緒に行こうか?」と手を繋いで立ち上がった。
沙羅ちゃんも頷いて立ち上がると、
「あっ…。
ごめんなさい。
律お兄様の制服に、
鼻水、つけちゃった」と、
僕の制服の胸元にそっと指先を置くので、
また、ドキドキしてしまう。
「良いんだよ。
沙羅ちゃんは、泣くほど兄さんのこと、
好きなんだね?」と少しぶっきらぼうな声で言うと、
沙羅ちゃんはそっと頷いた。
はあ。
僕はロリコンかもしれないけど、
だったら沙羅ちゃんは、12歳も歳上がタイプの、
ブラコンとかなのかな?
そんなことを考えながら、
手を繋いで茶室に向かった。

