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花の香りに酔う如く
第16章 月下美人で授かる②〜律

その週末は、たまたま実家の客間に置いてある月下美人が咲きそうだということで、
みんながソワソワしているようだった。
いつものように、沙羅ちゃんのお母様とお祖母様も来ていた。
そんな中、沙羅ちゃんは少し沈んだ顔をしていた。
慧兄さんも寺の用事があるとかで、
久し振りに帰省すると聞いていた。
沙羅ちゃんと蓮を送り届けてから一度都内の寺に戻り、
翌日の夜、迎えに行った。
まだ、茶道具の片付けをしていると母に言われて茶室に行くと、
慧兄さんがそっと沙羅ちゃんを抱き寄せている処を見てしまい、
そっと障子を閉めて息を顰めた。
一瞬、頭に血が上った後、
股間にも血液が一気に注ぎ込まれる感覚がした。
そっと客間に戻って、
へなへなとソファにへたり込むように座って、
呼吸を整えて、
自分を鎮めようとしたけどなかなか鎮まらず、
トイレに入って、手っ取り早く出してしまった。
丁寧に手を洗って、
ついでに顔も洗ってから客間に戻ると、
慧兄さんは客間のソファに座っていて、
沙羅ちゃんは母の手伝いで台所に入っているようだった。
まだ、心臓がバクバクしている感じがした。
みんながソワソワしているようだった。
いつものように、沙羅ちゃんのお母様とお祖母様も来ていた。
そんな中、沙羅ちゃんは少し沈んだ顔をしていた。
慧兄さんも寺の用事があるとかで、
久し振りに帰省すると聞いていた。
沙羅ちゃんと蓮を送り届けてから一度都内の寺に戻り、
翌日の夜、迎えに行った。
まだ、茶道具の片付けをしていると母に言われて茶室に行くと、
慧兄さんがそっと沙羅ちゃんを抱き寄せている処を見てしまい、
そっと障子を閉めて息を顰めた。
一瞬、頭に血が上った後、
股間にも血液が一気に注ぎ込まれる感覚がした。
そっと客間に戻って、
へなへなとソファにへたり込むように座って、
呼吸を整えて、
自分を鎮めようとしたけどなかなか鎮まらず、
トイレに入って、手っ取り早く出してしまった。
丁寧に手を洗って、
ついでに顔も洗ってから客間に戻ると、
慧兄さんは客間のソファに座っていて、
沙羅ちゃんは母の手伝いで台所に入っているようだった。
まだ、心臓がバクバクしている感じがした。

