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花の香りに酔う如く
第22章 沙羅双樹の想い③〜律
「じゃあさ。
沙羅、慧兄さんと風呂、行ってきて、
洗って貰ってきな。
律兄さんは、寝室に来て?」と、
空がテキパキと指示する。


慧兄さんは、慌ててそっと沙羅ちゃんの肩を抱いて立たせてあげると、
大切なモノをそっと抱えるように浴室の方へと向かった。


僕は手を洗ってから、
空の後を追うように寝室に向かう。



寝室に行くと、
サイドテーブルの上にいくつかの道具を空が並べていた。


ベッドの上の布団は剥ぎ取られていて、
何かが敷いてある。


「あ、念の為に、防水パット敷いた。
その上に、シーツ置いてみたけど、
上手く敷けなくてさ。
端っこ、折り込みたいから、
兄さん、手伝って?」と言われて、
一緒にベッドメイキングする。




「沙羅、大丈夫かな?
やっぱ、辞めとこうか?」と空が呟く。


「別に俺、
お尻に挿れたい訳じゃないのかもって思ってる。
だって、沙羅とだったらちゃんと勃って、
普通に出来たし、
凄く気持ち良かったしさ」


僕は空と顔を見て、
笑ってしまった。


「えっ?
なに?
なんか、変かな?」


「いや。
慧兄さんもEDだって言ってたけど、
沙羅ちゃんとなら出来たし、
お前もおんなじかと思ったら、
なんか、可笑しくて。
僕は僕で、
沙羅ちゃんが気持ち良ければそれで良くて、
そんなトコを観てたら勃つけど、
二人きりだとなかなか勃たないしさ」


空はそんな僕の顔をぼんやり見ていた。



「沙羅ちゃんが嫌がるなら辞めれば良いし、
気持ち良いならやってあげよう。
お尻に挿れられるのがどんな感じか、
自分じゃ判らないしな」


「そっか。
そうだよな。
多分、ちゃんと解したら気持ち良いハズ。
それと、お尻とおまんこ、両方に挿れたら、
もっと気持ち良いハズだよ。
でも、怖がったり、痛がったりしたら、
辞めよう。
でもさ。
俺、小さい頃から、よく沙羅のこと泣かしてたけど、
あいつの泣き顔も可愛いから、
止まんなくなったら、
兄さん、止めてね?
俺、サドなのかな?」


「んー。
確かに泣いてる沙羅ちゃん、
可愛いからな」と言って、
顔を見合わせて、笑った。
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