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第22章 沙羅双樹の想い③〜律

「沙羅、大丈夫？
もう無理なら、
今日はこれでやめとくか？」と空が沙羅ちゃんの頭をポンポンしながら言う。


沙羅ちゃんは頬を薔薇色に染めていて、
瞼までほんのり色づいている。


「なんだかね。
気持ち良い予感がしたの」と沙羅ちゃんが言うと、
空は子供みたいな顔で笑うと、

「怖くなくて、
痛くないなら、
もうちょっとだけ、
律兄さんに解して貰おうか？
それでさ。
俺も沙羅に挿れたい」と言った。


「横向きでやろうか？
沙羅、疲れちゃうだろ？
それでさ。
律兄さんにお尻、解して貰うと良いよ。
あ、慧兄さん、
俺のケツになんか、その辺のヤツ、
突っ込んでみる？
挿れるとどんな感じか、
見たことないよね？
見といたら、
沙羅にする時の参考になるかもよ？」と、
空はとんでもないことを言って、
横向きになりながら沙羅ちゃんを抱き締めてキスをすると、
少しずつ沙羅ちゃんに自分のペニスをゆっくり沈めていった。


「ゆっくり、ナカを味わいたいな。
ああ。
温かくて、締め付けてきて、
気持ち良い。
沙羅も俺のカタチ、感じて？
兄さんのとは違う…のかな？
兄弟だと、似てるんだろうか？」と笑う。


ゆっくり、キスをしながら、
暫く動かさずにいる空と沙羅ちゃんを見ながら、
僕は沙羅ちゃんのお尻に挿れてた白い棒を、また、動かし始めた。


すると、
空と沙羅ちゃんが声を上げた。


「スイッチも入れて？
ナカで凄いことになるな」と言って、
空は腰をゆっくりと振り始めた。


そして、慧兄さんは、
ペニスのカタチの玩具にオイルを垂らしてから、
真剣な顔で空のお尻に突き刺した。



「うっおっ…。
ヤバい。
ナカでいろんなトコに当たって…。
もっと突っ込んでみて？
ほら？
沙羅もナカで感じるだろ？」と言って、
身体を震わせた。



「ダメ…。
気絶しちゃいそう…」と言って、
沙羅ちゃんが潮を噴きながら、
本当に意識を失ってしまった。


僕達は少し慌てて動きを止めて、
沙羅ちゃんが蘇るように目を覚ますのを待った。