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花の香りに酔う如く
第4章 モッコウバラのキス②〜律

ゴールデンウィークも終わって、
沙羅ちゃんが大学にもそろそろ慣れてきた頃かなと思ったある日、
いつもより帰りが遅いなと心配しながら夕食の準備でもと肉じゃがを作っていた。
その日は、住職は、銀座に遊びに行って帰らないと言っていたから、
沙羅ちゃんと2人きりの夜だと思って、
結構ドキドキしていた。
勿論、いきなり襲ったりはしないけど、
何か少しでも、
関係を進展出来ないかなという気持ちがあった。
ドアが開く音がして、
「おかえり」と声を掛けたけど、
なんか、沙羅ちゃんの様子がおかしかった。
僕は驚いて玄関に行くと、
沙羅ちゃんがヘナヘナとたたきの処に座り込んでいた。
震えていて、上手く靴も脱げないようだったから、
靴を片方ずつ脱がせてあげて、
そのまま抱き上げてリビングのソファに連れて行ってあげた。
震えてる沙羅ちゃんを抱き締めて、
背中をゆっくり撫でてあげてると、
少しずつ落ち着いてきたみたいだった。
「焦げ臭い」と沙羅ちゃんが言って、
キッチンに行ったら、
肉じゃがの鍋が焦げていた。
それを見て、
沙羅ちゃんがようやく笑ってくれたから、
着替えて来るように言って、
上の焦げてない部分をお皿に盛って、
焦げついた鍋は取り敢えず水を張っておいた。
のんびり夕食を取って、
食後にコーヒーとココアを淹れて、
沙羅ちゃんの話を聞いて、
はらわたが煮えくりかえるほど、
怒りまくった。
沙羅ちゃんにナンパ?
羽交締めにして引っ張って行った?
無理矢理、キスしようとした?
聞いた瞬間、
例のAV女優がレイプされてる動画が頭に浮かんだ。
なに、考えてるんだよ?
と思いながら、
これは心配過ぎて、
毎日迎えに行こうと思った。
それと、
空手や合気道をやってたという、
知らない話を聞いて、
お転婆なところもあるんだなと思った。
沙羅ちゃんが大学にもそろそろ慣れてきた頃かなと思ったある日、
いつもより帰りが遅いなと心配しながら夕食の準備でもと肉じゃがを作っていた。
その日は、住職は、銀座に遊びに行って帰らないと言っていたから、
沙羅ちゃんと2人きりの夜だと思って、
結構ドキドキしていた。
勿論、いきなり襲ったりはしないけど、
何か少しでも、
関係を進展出来ないかなという気持ちがあった。
ドアが開く音がして、
「おかえり」と声を掛けたけど、
なんか、沙羅ちゃんの様子がおかしかった。
僕は驚いて玄関に行くと、
沙羅ちゃんがヘナヘナとたたきの処に座り込んでいた。
震えていて、上手く靴も脱げないようだったから、
靴を片方ずつ脱がせてあげて、
そのまま抱き上げてリビングのソファに連れて行ってあげた。
震えてる沙羅ちゃんを抱き締めて、
背中をゆっくり撫でてあげてると、
少しずつ落ち着いてきたみたいだった。
「焦げ臭い」と沙羅ちゃんが言って、
キッチンに行ったら、
肉じゃがの鍋が焦げていた。
それを見て、
沙羅ちゃんがようやく笑ってくれたから、
着替えて来るように言って、
上の焦げてない部分をお皿に盛って、
焦げついた鍋は取り敢えず水を張っておいた。
のんびり夕食を取って、
食後にコーヒーとココアを淹れて、
沙羅ちゃんの話を聞いて、
はらわたが煮えくりかえるほど、
怒りまくった。
沙羅ちゃんにナンパ?
羽交締めにして引っ張って行った?
無理矢理、キスしようとした?
聞いた瞬間、
例のAV女優がレイプされてる動画が頭に浮かんだ。
なに、考えてるんだよ?
と思いながら、
これは心配過ぎて、
毎日迎えに行こうと思った。
それと、
空手や合気道をやってたという、
知らない話を聞いて、
お転婆なところもあるんだなと思った。

