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花の香りに酔う如く
第5章 クチナシの誘惑①〜沙羅

「もう少しだけ、
一緒に居ても良いかな?」と言われて、
小さく頷くと、
お兄様はそっと部屋の中に入った。
考えたら引っ越しの時に、
カーテンを取り付けてくれた時以来、
今回、体調悪かった時まで、
私の部屋に入ったことはなかった。
「横になると良いよ。
まだ、身体が本調子じゃないんだから」と言ってくれる。
ベッドに横たわると、
その横に座って、
髪を優しく撫でてくれる。
「沙羅ちゃんのファーストキス、
ありがとう。
凄く嬉しかったよ?」と言われて、
紅くなってしまって目を閉じた。
「本当は、
お兄様じゃなくて、
名前で呼ばれたいな。
なんかさ。
兄妹でキスしたみたいで、
ちょっと背徳感に襲われるんだよね?」と笑うので、
「じゃあ、『律さん』って呼びます?
なんか、難しいです」と言うと、
更に笑われてしまう。
「もっとキスしたくなるけど、
沙羅ちゃんのこと、大切にしたいから、
今日はおしまい。
凄く幸せな気持ちだよ?
沙羅ちゃん、ありがとう」
と言うと、
額にそっとキスをしてくれて、
頬を撫でてくれる。
「初めてのキスの記念に、
明日、プレゼント、買いに行きたいな」
「えっ?」
「体調、悪かったら、
良くなってからでも良いけど。
記念日だから、日付、入れて貰えるようなヤツ」
「楽焼のお茶碗とか?」
「えっ?」
「日付も名前も入れられますよ?」
お兄様はクスクス笑って、
「割れ物は嫌だな」と言った。
記念日って…。
お兄様は私より、
ロマンチストなのね?
あ、これからは、律さんって呼ばないとね?
一緒に居ても良いかな?」と言われて、
小さく頷くと、
お兄様はそっと部屋の中に入った。
考えたら引っ越しの時に、
カーテンを取り付けてくれた時以来、
今回、体調悪かった時まで、
私の部屋に入ったことはなかった。
「横になると良いよ。
まだ、身体が本調子じゃないんだから」と言ってくれる。
ベッドに横たわると、
その横に座って、
髪を優しく撫でてくれる。
「沙羅ちゃんのファーストキス、
ありがとう。
凄く嬉しかったよ?」と言われて、
紅くなってしまって目を閉じた。
「本当は、
お兄様じゃなくて、
名前で呼ばれたいな。
なんかさ。
兄妹でキスしたみたいで、
ちょっと背徳感に襲われるんだよね?」と笑うので、
「じゃあ、『律さん』って呼びます?
なんか、難しいです」と言うと、
更に笑われてしまう。
「もっとキスしたくなるけど、
沙羅ちゃんのこと、大切にしたいから、
今日はおしまい。
凄く幸せな気持ちだよ?
沙羅ちゃん、ありがとう」
と言うと、
額にそっとキスをしてくれて、
頬を撫でてくれる。
「初めてのキスの記念に、
明日、プレゼント、買いに行きたいな」
「えっ?」
「体調、悪かったら、
良くなってからでも良いけど。
記念日だから、日付、入れて貰えるようなヤツ」
「楽焼のお茶碗とか?」
「えっ?」
「日付も名前も入れられますよ?」
お兄様はクスクス笑って、
「割れ物は嫌だな」と言った。
記念日って…。
お兄様は私より、
ロマンチストなのね?
あ、これからは、律さんって呼ばないとね?

