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花の香りに酔う如く
第6章 クチナシの誘惑②〜律

2、3日すると、少し体調が良くなったようで、
ホッとした。
あんなに具合が悪いと、
婦人科とかの病気があるんじゃないかと、
ネットで思わず調べては心配してしまったけど、
「お兄様、心配し過ぎです」と笑われてしまった。
お風呂のことも、
住職に、
「沙羅ちゃん、遠慮して、
2階でシャワーだけ使ってたみたいで…」と言うと、
「おお。
気がつかなんだ。
私は夕食前に入るし、
律は最後に入って風呂掃除をするから、
沙羅ちゃんは夕食の後に入るといいな」と言って頭を掻いた。
沙羅ちゃんが入浴する時間は、
気にするといけないから、
自分は2階の自室にいるようにしていた。
結構時間が経ったかなと思って階段を降りて行ったら、
浴室の隣の洗面所から飛び出てきた沙羅ちゃんとぶつかってしまって、
倒れそうになった沙羅ちゃんを慌てて支えた。
クチナシの花を切ってくると言うので、
外は暗いから僕も一緒に外に出ることにした。
ホッとした。
あんなに具合が悪いと、
婦人科とかの病気があるんじゃないかと、
ネットで思わず調べては心配してしまったけど、
「お兄様、心配し過ぎです」と笑われてしまった。
お風呂のことも、
住職に、
「沙羅ちゃん、遠慮して、
2階でシャワーだけ使ってたみたいで…」と言うと、
「おお。
気がつかなんだ。
私は夕食前に入るし、
律は最後に入って風呂掃除をするから、
沙羅ちゃんは夕食の後に入るといいな」と言って頭を掻いた。
沙羅ちゃんが入浴する時間は、
気にするといけないから、
自分は2階の自室にいるようにしていた。
結構時間が経ったかなと思って階段を降りて行ったら、
浴室の隣の洗面所から飛び出てきた沙羅ちゃんとぶつかってしまって、
倒れそうになった沙羅ちゃんを慌てて支えた。
クチナシの花を切ってくると言うので、
外は暗いから僕も一緒に外に出ることにした。

