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花の香りに酔う如く
第8章 金木犀の香りほどの不安②〜律

帰宅した夜、夕食の後に、住職に報告すると、
「なんだ?
今頃?
とっくに付き合ってらのかと思った」と言われて、
僕と沙羅ちゃんはポカンとしてしまう。
「子供は順番があるから、
ちゃんと気をつけてあげなさい」と更に言われて、
「いえ、僕達はまだ…」と言うと、
住職の方がポカンとした顔をして、
笑い出してしまう。
「いや、キスはしましたけど…」と言うと、
沙羅ちゃんが真っ赤な顔で、
「律さん、恥ずかしいからやめて?」と涙目になる。
「そうか、そうか」と住職は笑い、
「ひとまず、律の実家に行って報告してから、
沙羅ちゃんのご実家にご挨拶だな。
結婚は、いつするんだ?
来年?」
「いえいえ。
沙羅ちゃんが卒業してから…」
「そんなに待てるのか?」
「会った時からずっと好きで待ってましたので、
あと3年ちょっとなら、
待つうちに入りません」
「それまで、
禁欲もするのか?」
「えっ?」
「やだ。
ご住職様?
私の方が、律さんのこと、
押し倒しちゃうかもしれませんよ?」と沙羅ちゃんが言うので、
3人で声を上げて笑ってしまった。
「でも…。
沙羅ちゃんのことは大切にしたいので…」と言うと、
住職は、うんうんと頷いた。
翌日の沙羅ちゃんの19歳の誕生日は、
住職と3人で外食に出掛けて、
その後、あの銀座のお店に連れて行かれた。
住職はママさんに、
「この子は、沙羅ちゃん。
律が惚れ込んでいてな。
来週、ご実家に挨拶に行くんだよ」と紹介していた。
「まあ!
可愛らしいお嬢様ね?
乾杯しましょう?
あら。
アルコールはまだなのね?
じゃあ、ノンアルコールのシャンパンでね?
律さん、ご無沙汰ね?
素敵な方、見つけたのね?」と言われた。
僕はなんて言ったら良いのか判らなくて、
頷いただけだった。
沙羅ちゃんがお手洗いに行ってる時に、
ママさんが耳元で、
「だから私を選んだのね?
あの子、なんだか私の若い頃に似てるわ?」と、囁いて、
「ちゃんと唇に、キス出来たのね?」と笑った。
「なんだ?
今頃?
とっくに付き合ってらのかと思った」と言われて、
僕と沙羅ちゃんはポカンとしてしまう。
「子供は順番があるから、
ちゃんと気をつけてあげなさい」と更に言われて、
「いえ、僕達はまだ…」と言うと、
住職の方がポカンとした顔をして、
笑い出してしまう。
「いや、キスはしましたけど…」と言うと、
沙羅ちゃんが真っ赤な顔で、
「律さん、恥ずかしいからやめて?」と涙目になる。
「そうか、そうか」と住職は笑い、
「ひとまず、律の実家に行って報告してから、
沙羅ちゃんのご実家にご挨拶だな。
結婚は、いつするんだ?
来年?」
「いえいえ。
沙羅ちゃんが卒業してから…」
「そんなに待てるのか?」
「会った時からずっと好きで待ってましたので、
あと3年ちょっとなら、
待つうちに入りません」
「それまで、
禁欲もするのか?」
「えっ?」
「やだ。
ご住職様?
私の方が、律さんのこと、
押し倒しちゃうかもしれませんよ?」と沙羅ちゃんが言うので、
3人で声を上げて笑ってしまった。
「でも…。
沙羅ちゃんのことは大切にしたいので…」と言うと、
住職は、うんうんと頷いた。
翌日の沙羅ちゃんの19歳の誕生日は、
住職と3人で外食に出掛けて、
その後、あの銀座のお店に連れて行かれた。
住職はママさんに、
「この子は、沙羅ちゃん。
律が惚れ込んでいてな。
来週、ご実家に挨拶に行くんだよ」と紹介していた。
「まあ!
可愛らしいお嬢様ね?
乾杯しましょう?
あら。
アルコールはまだなのね?
じゃあ、ノンアルコールのシャンパンでね?
律さん、ご無沙汰ね?
素敵な方、見つけたのね?」と言われた。
僕はなんて言ったら良いのか判らなくて、
頷いただけだった。
沙羅ちゃんがお手洗いに行ってる時に、
ママさんが耳元で、
「だから私を選んだのね?
あの子、なんだか私の若い頃に似てるわ?」と、囁いて、
「ちゃんと唇に、キス出来たのね?」と笑った。

