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ただ一緒に居たいだけ
第9章 揺れる

「じゃあ、そろそろ私は帰ります」と、
健吾さんが言った。
そしたら、渉さんが、
「僕もメイちゃん、
送って行こうかな?
生理痛なら、平気でしょ?」と言うと、
メイちゃんが、
「大変なんだから、
ついててあげれば?」と言うので、
「私なら大丈夫よ?」と笑うと、
「ほらね?
じゃあ、行こうよ」と2人、立ち上がると、
本当にスタスタと出て行ってしまう。
「本当に、男の子って、
お母さんより彼女なのね?」と言うと、
健吾さんが済まなそうな顔で頭を下げる。
「俺も仕事が残ってて…。
でも、独りにするの、心配だな」と慎吾さんが言った。
「えっ?
お前、一緒に居てやれないのか?
だったら私がここに残るよ?」と健吾さんが言い出す。
「あの…本当に大丈夫ですから…」と言いながらも、
痛さで顔が歪みそうになってしまう。
「ベッドに寝た方が良いんじゃないですか?」
と言って、
健吾さんが私をそっと抱き上げて、
寝室に運ぼうとしてくれる。
慎吾さんが慌てて立ち上がって、
寝室のドアを開けて、
ベッドの掛け布団とブランケットを持ち上げてくれて、
横たわらされるとそれをそっと掛けてくれた。
「リビングに居ますから、
具合が悪くなるようなら声を掛けてくださいね?
あ、お粥くらいなら、作れますよ」と健吾さんが笑う。
「お前は仕事だろう?
行きなさい」と言われて、
慎吾さんはかがみ込んで私の額にキスをすると、
「仕事片付け次第、戻るからね?
寝室、鍵掛けて、
オヤジに襲われないようにしてね?」と言うと、
健吾さんにわざと見せるように唇にもキスをした。
「えっ?」と思ったけど、
痛さで身体も心も反応出来なくて、
されるままだった。
健吾さんが言った。
そしたら、渉さんが、
「僕もメイちゃん、
送って行こうかな?
生理痛なら、平気でしょ?」と言うと、
メイちゃんが、
「大変なんだから、
ついててあげれば?」と言うので、
「私なら大丈夫よ?」と笑うと、
「ほらね?
じゃあ、行こうよ」と2人、立ち上がると、
本当にスタスタと出て行ってしまう。
「本当に、男の子って、
お母さんより彼女なのね?」と言うと、
健吾さんが済まなそうな顔で頭を下げる。
「俺も仕事が残ってて…。
でも、独りにするの、心配だな」と慎吾さんが言った。
「えっ?
お前、一緒に居てやれないのか?
だったら私がここに残るよ?」と健吾さんが言い出す。
「あの…本当に大丈夫ですから…」と言いながらも、
痛さで顔が歪みそうになってしまう。
「ベッドに寝た方が良いんじゃないですか?」
と言って、
健吾さんが私をそっと抱き上げて、
寝室に運ぼうとしてくれる。
慎吾さんが慌てて立ち上がって、
寝室のドアを開けて、
ベッドの掛け布団とブランケットを持ち上げてくれて、
横たわらされるとそれをそっと掛けてくれた。
「リビングに居ますから、
具合が悪くなるようなら声を掛けてくださいね?
あ、お粥くらいなら、作れますよ」と健吾さんが笑う。
「お前は仕事だろう?
行きなさい」と言われて、
慎吾さんはかがみ込んで私の額にキスをすると、
「仕事片付け次第、戻るからね?
寝室、鍵掛けて、
オヤジに襲われないようにしてね?」と言うと、
健吾さんにわざと見せるように唇にもキスをした。
「えっ?」と思ったけど、
痛さで身体も心も反応出来なくて、
されるままだった。

