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ただ一緒に居たいだけ
第10章 キスの温度
「あっ…んっ…」

耳元で囁かれると、
くすぐったさと背中がむずむずするような心地良さで、
甘えたような声が出てしまう。


「耳は…ダメ…」と喘ぐように囁くと、

「ダメって、
気持ち良いってことですか?」と囁いて、
耳朶を軽く噛んでは舐めたかと思うと、
舌先を中に入れるので、
身体を捩って避けようとすると、
健吾さんの硬くなっているモノが当たって、
ハッとしてしまう。


健吾さんは額にキスをすると、

「ごめん。
調子に乗りました。
あまりにも美波さんが可愛くて」と言って、
今度はお父さんのように優しく抱き締めて背中を撫でてくれる。


「ほら。
あまりにも魅力的だから、
元気になっちゃいました。
久し振りだな。
襲うようなことはしないから。
でも、このまま、もう少し抱き締めてても良いですか?」と、
静かな声で言った。


「まだ、現役ですよ?
こうやってちゃんと勃つからね?」と、
少し戯けたような口調で言う。


「でも、確かに慎吾が言った通り、
こんなに歳の差があったら、
美波さんに介護させることになるかもしれない。
それを考えたら、
軽率なこと、出来なくて」と、
髪を静かに撫でてくれる。


「あと、10年はこのままの自信はあるけど、
20年経ったらどうかと思うと…。
まあ、貯えはあるから、
介護はお金で解決出来ると思うけど、
自分が先に死んだ後、
淋しい想いをさせてしまうしね」と、
少し淋しそうに笑った。
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