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ただ一緒に居たいだけ
第11章 深まる関係

「あの、でも…。
ややこしい関係にならない方が良いと思いますけど?」
と言うと、
「取り敢えず、任せてください。
部屋は僕が押さえます。
明日はゆっくりイタ飯食べて、
一泊したら、
翌日、ドライブして、最高に美味しいひつまぶしでも食べに行きましょう」と笑った。
そして、コーヒーを飲み干すと、
「遅くなるといけないから…」と言って立ち上がって、
私の椅子をまた引いてくれた。
「あ。
部屋付けにしてください」とスタッフの方にキーを見せると、
「こら。
男に部屋番号、見せたら危険だよ?」と言われる。
「えっ?」
「後で部屋まで追い掛けて行くかもよ?」とわざと怖い顔で言うので、
「だって、健吾さん、
そんなこと、しないでしょ?
面が割れてるし」と言うと、
2人で笑い出してしまった。
エレベーターホールの前で、
「これ。
秘書の女の子に頼んだから、
好みのヤツじゃないかもしれないけど」と言って、
紙袋を持たせてくれた。
「ゆっくり休んで?
明日の集合場所は、LINEするよ。
おやすみ」と言って、
そっと手の甲にキスをしてくれた。
誰かに見られてないか、
びっくりして紅くなってしまう。
部屋に戻って紙袋を開けると、
ロクシタンの香りの良いボディクリームやトラベル用のシャンプー類にスポンジ、
そして入浴剤が入っていた。
確かにこれ、
健吾さんでは選べないだろうと思って、
温かい気持ちで笑ってしまった。
お礼のLINEをしてから、
のんびり入浴剤をして、丁寧にボディクリームを身体に塗り込んだ。
自分が甘いお菓子になったような気分がした。
それで、ようやく勇気が出てきて、
気が重かった慎吾さんにLINEを送った。
ややこしい関係にならない方が良いと思いますけど?」
と言うと、
「取り敢えず、任せてください。
部屋は僕が押さえます。
明日はゆっくりイタ飯食べて、
一泊したら、
翌日、ドライブして、最高に美味しいひつまぶしでも食べに行きましょう」と笑った。
そして、コーヒーを飲み干すと、
「遅くなるといけないから…」と言って立ち上がって、
私の椅子をまた引いてくれた。
「あ。
部屋付けにしてください」とスタッフの方にキーを見せると、
「こら。
男に部屋番号、見せたら危険だよ?」と言われる。
「えっ?」
「後で部屋まで追い掛けて行くかもよ?」とわざと怖い顔で言うので、
「だって、健吾さん、
そんなこと、しないでしょ?
面が割れてるし」と言うと、
2人で笑い出してしまった。
エレベーターホールの前で、
「これ。
秘書の女の子に頼んだから、
好みのヤツじゃないかもしれないけど」と言って、
紙袋を持たせてくれた。
「ゆっくり休んで?
明日の集合場所は、LINEするよ。
おやすみ」と言って、
そっと手の甲にキスをしてくれた。
誰かに見られてないか、
びっくりして紅くなってしまう。
部屋に戻って紙袋を開けると、
ロクシタンの香りの良いボディクリームやトラベル用のシャンプー類にスポンジ、
そして入浴剤が入っていた。
確かにこれ、
健吾さんでは選べないだろうと思って、
温かい気持ちで笑ってしまった。
お礼のLINEをしてから、
のんびり入浴剤をして、丁寧にボディクリームを身体に塗り込んだ。
自分が甘いお菓子になったような気分がした。
それで、ようやく勇気が出てきて、
気が重かった慎吾さんにLINEを送った。

