この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ただ一緒に居たいだけ
第11章 深まる関係

「ん?
なんか、甘い、美味しそうな香りがするね?」と、
少し濡れた髪で健吾さんが言った。
「これも、昨日いただいたボディクリームなんですよ?
健吾さんも塗りますか?」と、
丸い入れ物を渡した。
「ハンドクリームじゃなくて、ボディクリーム?」
「身体中に塗れますよ。
髪にも使えるヤツかな?
シアバターが入ってるから、
体温で溶けていく感じなんです」と言うと、
不思議そうな顔で手に取って手と腕に塗る。
「脚とか、乾燥するトコに塗ると、
カサカサしないんですよ?
私、乾燥肌だから…」と言うと、
「背中に塗ってあげようか?
届かないでしょう?」と言われた。
「えっ?
でも…恥ずかしいから、
良いです」と言うと、
「下、向いて横になったら見えないよ?
灯り、消しても良いし」と言われて、
「じゃあ…お願いしても?」と言って、
羽織っていた大きいバスローブの紐を外して、
背中を緩めながらうつ伏せになってみた。
健吾さんがベッドに座って、
手の平で少し温めたボディクリームを、
首筋から肩、そして肩胛骨に塗り込んでくれる。
「うわ。
何これ?
凄く硬いね?
ガチガチだよ?」と言われる。
「肩凝りとが酷くて、
時々、頭痛とか吐き気がしちゃうんです」と言うと、
私に跨るように乗って、
少し力を込めて肩や首、肩胛骨を解そうと揉んでくれる。
「マッサージとかは?」
「ヒトに触れられるの、苦手で。
殆ど行ったことないです」
「これ、整形外科のリハビリに行くレベルだよ?」と言って、
本格的に揉んでくれるので、
振り返って止めようとした。
「健吾さんも疲れてるんだから、
大丈夫です」
「あっ、
ごめん。
つい…。
そうだね?
ボディクリーム、塗るんだった」と笑うと、
また、手の平にクリームをたっぷり取って、
背中の下の方へと伸ばしてくれる。
バスローブをずらして、
腰の辺りに触れられると、
「あっ…」と小さな声が出てしまう。
「えっと…この下は、
自分で届くのかな?」と言われて、
「はい。
大丈夫です」と言って、
バスローブを整えようとした。
なんか、甘い、美味しそうな香りがするね?」と、
少し濡れた髪で健吾さんが言った。
「これも、昨日いただいたボディクリームなんですよ?
健吾さんも塗りますか?」と、
丸い入れ物を渡した。
「ハンドクリームじゃなくて、ボディクリーム?」
「身体中に塗れますよ。
髪にも使えるヤツかな?
シアバターが入ってるから、
体温で溶けていく感じなんです」と言うと、
不思議そうな顔で手に取って手と腕に塗る。
「脚とか、乾燥するトコに塗ると、
カサカサしないんですよ?
私、乾燥肌だから…」と言うと、
「背中に塗ってあげようか?
届かないでしょう?」と言われた。
「えっ?
でも…恥ずかしいから、
良いです」と言うと、
「下、向いて横になったら見えないよ?
灯り、消しても良いし」と言われて、
「じゃあ…お願いしても?」と言って、
羽織っていた大きいバスローブの紐を外して、
背中を緩めながらうつ伏せになってみた。
健吾さんがベッドに座って、
手の平で少し温めたボディクリームを、
首筋から肩、そして肩胛骨に塗り込んでくれる。
「うわ。
何これ?
凄く硬いね?
ガチガチだよ?」と言われる。
「肩凝りとが酷くて、
時々、頭痛とか吐き気がしちゃうんです」と言うと、
私に跨るように乗って、
少し力を込めて肩や首、肩胛骨を解そうと揉んでくれる。
「マッサージとかは?」
「ヒトに触れられるの、苦手で。
殆ど行ったことないです」
「これ、整形外科のリハビリに行くレベルだよ?」と言って、
本格的に揉んでくれるので、
振り返って止めようとした。
「健吾さんも疲れてるんだから、
大丈夫です」
「あっ、
ごめん。
つい…。
そうだね?
ボディクリーム、塗るんだった」と笑うと、
また、手の平にクリームをたっぷり取って、
背中の下の方へと伸ばしてくれる。
バスローブをずらして、
腰の辺りに触れられると、
「あっ…」と小さな声が出てしまう。
「えっと…この下は、
自分で届くのかな?」と言われて、
「はい。
大丈夫です」と言って、
バスローブを整えようとした。

