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ただ一緒に居たいだけ
第11章 深まる関係

「そうだ!
私も健吾さんの背中に、
ボディクリーム、塗ってあげますね?
健吾さん、ちょっとここにうつ伏せで寝てください」と言って、
場所を譲ってみる。
そして、バスローブをずらして、
ボディクリームを手に取って、
首筋から肩へと伸ばしていって、
「やだ。
健吾さんこそ、ガチガチですよ?」と言うと、
力が入るように上に跨って、
首と肩と肩胛骨にボディクリームを塗り込んでから、
力を込めて揉んでみた。
「私の力じゃ、
全然、解れないですね?」と言いながら、
背中から腰に掛けてクリームを塗り込んでいく。
「凝りは解消しないけど、
すべすべにはなりましたね?」と言うと、
健吾さんは振り返るようにして向きを変えさせると、
そっと抱き締めた。
バスローブを2人とも緩めていたから、
裸の胸が重なってしまって、
ドキドキしてしまう。
健吾さんの下半身も硬く大きくなっているのが、
はっきり判ってしまう。
「ややこしいのは、
嫌なんだよね?」
なんて答えれば良いのか、
判らない。
「キス、したい。
抱きたい。
でも、嫌われたくないから、
美波さんが嫌なら、しないよ?」
ホテルで同室な時点で、
断るのは酷いわよね?
私は瞳を閉じて、
健吾さんの唇を受け入れようとした。
その時、携帯が鳴った。
「出なくて良いの?」と健吾さんが言うけど、
私は固まってしまって動けないでいた。
一度切れて、
もう一度鳴る。
「多分、慎吾さんなの」と言うと、
「あいつが好きなのかな?
この前も、キス、してたよね?」と、
少し寂しそうな顔で健吾さんが言った。
電話が切れた。
3回目の電話が鳴ることはなかった。
私も健吾さんの背中に、
ボディクリーム、塗ってあげますね?
健吾さん、ちょっとここにうつ伏せで寝てください」と言って、
場所を譲ってみる。
そして、バスローブをずらして、
ボディクリームを手に取って、
首筋から肩へと伸ばしていって、
「やだ。
健吾さんこそ、ガチガチですよ?」と言うと、
力が入るように上に跨って、
首と肩と肩胛骨にボディクリームを塗り込んでから、
力を込めて揉んでみた。
「私の力じゃ、
全然、解れないですね?」と言いながら、
背中から腰に掛けてクリームを塗り込んでいく。
「凝りは解消しないけど、
すべすべにはなりましたね?」と言うと、
健吾さんは振り返るようにして向きを変えさせると、
そっと抱き締めた。
バスローブを2人とも緩めていたから、
裸の胸が重なってしまって、
ドキドキしてしまう。
健吾さんの下半身も硬く大きくなっているのが、
はっきり判ってしまう。
「ややこしいのは、
嫌なんだよね?」
なんて答えれば良いのか、
判らない。
「キス、したい。
抱きたい。
でも、嫌われたくないから、
美波さんが嫌なら、しないよ?」
ホテルで同室な時点で、
断るのは酷いわよね?
私は瞳を閉じて、
健吾さんの唇を受け入れようとした。
その時、携帯が鳴った。
「出なくて良いの?」と健吾さんが言うけど、
私は固まってしまって動けないでいた。
一度切れて、
もう一度鳴る。
「多分、慎吾さんなの」と言うと、
「あいつが好きなのかな?
この前も、キス、してたよね?」と、
少し寂しそうな顔で健吾さんが言った。
電話が切れた。
3回目の電話が鳴ることはなかった。

