この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ただ一緒に居たいだけ
第4章 少しだけ接近

川のせせらぎや風で揺れる葉っぱのざわめきだけ。
周りにヒトの気配はない処に連れて来て貰う。
椅子を広げて、
「美波さん、ここに座ってて?」と言うと、
慎吾さんは車から色々なモノを降ろして、
手際良く設営していく。
テーブルと椅子。
少し離れた所に焚き火みたいなもの。
「テント、張る?
それとも、車で寝る?」と訊かれて、
「テント、寝たことないの」と言うと、
「じゃあ、
折角だから、テント張ろうか?
ちょっと手伝って貰おうかな?
その方が早いから」と笑う。
なんだか良く判らないまま、
言われた処を押さえたりしてたら、
テントも設営された。
「凄い!
こんなの初めて!!」と言うと、
慎吾さんは少し眩しそうな顔をした。
周りにヒトの気配はない処に連れて来て貰う。
椅子を広げて、
「美波さん、ここに座ってて?」と言うと、
慎吾さんは車から色々なモノを降ろして、
手際良く設営していく。
テーブルと椅子。
少し離れた所に焚き火みたいなもの。
「テント、張る?
それとも、車で寝る?」と訊かれて、
「テント、寝たことないの」と言うと、
「じゃあ、
折角だから、テント張ろうか?
ちょっと手伝って貰おうかな?
その方が早いから」と笑う。
なんだか良く判らないまま、
言われた処を押さえたりしてたら、
テントも設営された。
「凄い!
こんなの初めて!!」と言うと、
慎吾さんは少し眩しそうな顔をした。

