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ただ一緒に居たいだけ
第4章 少しだけ接近
慎吾さんが淹れてくれたコーヒーをのんびり飲みながら、
お互いの仕事の話をした。


慎吾さんは元々、ゲーム制作会社に勤務して、
キャラクターデザインやイラストを描いていたけど、
今は独立して自分で会社をやっていると言った。

と言っても独りの会社で、
忙しい時とそうでもない時があるようだった。


「引き篭もりだから…」と笑う。

毎日、パソコンに向かって仕事をしてるし、
昼夜も気にせず仕事をする為に遮光性の高いカーテンを閉めた部屋で過ごしていると言っていた。


打ち合わせとか、打ち上げで誘われる以外は家に居ると笑う。


「お食事は?」と訊くと、

「んー。
コーヒーとリンゴ、
それにツナ缶とかサバ缶かな?」と言う。


「えっ?」
と言うと、

「レトルトのカレーも温めるの面倒で、
冷たいまま食べるし、
ご飯も炊飯器ないから炊かない。
あ、今日はメスティンで炊けるから、
久々の白米だな」と言うので、
目を丸くしてしまった。


「ソロキャンとか、
付き合いの会食では、
思いっきり美味しく食べたいし、
お金もケチりたくないけど、
毎日の食事は面倒で」


…食べるのが大好きな私は、
ひたすら驚いてしまった。
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