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ただ一緒に居たいだけ
第4章 少しだけ接近

「わ。
ごめん。
なんか、オッサンみたいなセクハラ発言した。
撤回します。
ごめんなさい」と言って、
ギュッと手を強く握り締める。
「付き合ってって言って、
まだ、承諾して貰ってないし、
嫌なことは絶対したくないから。
ほら。
もう寝ようね?
俺、イビキ、掻くかも。
鼻炎気味だから」と照れ臭そうな顔で言うと、
「おやすみのキス、
おでこにしたら怒る?」とおずおずと言った。
「あら。
お母さんの方が、おやすみのキスしてあげる」と照れ隠しで言うと、
モゾモゾとミノムシみたいな寝袋から身体を起こして、
額にキスをした。
「慎吾さん、おやすみなさい」
慎吾さんは身体を反転させるようにして、
私の頬にキスをした。
「髭が…くすぐったい」と言うと、
「ごめん。
美波さん、おやすみ」と言って、
軽く唇にキスをした。
虫の鳴き声を聴きながらも、
心臓の音がうるさくて、
なかなか眠れずにいると、
寝袋ごと少し身体を包み込むようにして、
慎吾さんは私にくっついて眠ってしまった。
ドキドキしてるの、私だけ?
と思うと、
なんだか恥ずかしくなってしまって、
心臓の鼓動を数えるように聴きながら眠りについた。
ごめん。
なんか、オッサンみたいなセクハラ発言した。
撤回します。
ごめんなさい」と言って、
ギュッと手を強く握り締める。
「付き合ってって言って、
まだ、承諾して貰ってないし、
嫌なことは絶対したくないから。
ほら。
もう寝ようね?
俺、イビキ、掻くかも。
鼻炎気味だから」と照れ臭そうな顔で言うと、
「おやすみのキス、
おでこにしたら怒る?」とおずおずと言った。
「あら。
お母さんの方が、おやすみのキスしてあげる」と照れ隠しで言うと、
モゾモゾとミノムシみたいな寝袋から身体を起こして、
額にキスをした。
「慎吾さん、おやすみなさい」
慎吾さんは身体を反転させるようにして、
私の頬にキスをした。
「髭が…くすぐったい」と言うと、
「ごめん。
美波さん、おやすみ」と言って、
軽く唇にキスをした。
虫の鳴き声を聴きながらも、
心臓の音がうるさくて、
なかなか眠れずにいると、
寝袋ごと少し身体を包み込むようにして、
慎吾さんは私にくっついて眠ってしまった。
ドキドキしてるの、私だけ?
と思うと、
なんだか恥ずかしくなってしまって、
心臓の鼓動を数えるように聴きながら眠りについた。

