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ただ一緒に居たいだけ
第4章 少しだけ接近

着替えてからアイスを食べて、
少し畳のお休み処みたいな部屋で横になると、
慎吾さんは軽いイビキを立てて眠ってしまった。
私もそれを聴きながら少し眠った。
肌寒くなって目が覚めると、
慎吾さんが私のことを見ているのでびっくりしてしまった。
「やだ。
涎流して寝てたでしょ?」とふざけて言うと、
「寝顔、凄く可愛かった。
昨日は暗くて、
それに寝袋に潜るようにしてて見えなかったから。
美波さん、すっぴんだよね?
本当に綺麗…」と言われてしまって、
紅くなってしまう。
「もう!
お母さんを揶揄わないで?」
「お母さんじゃないよ?
美波さんは、美波さんだもん。
はぁ。
帰りたくないな。
ずっと一緒に居たいのに…」
「来週は、私、出張よ?」
「何処に?」
「神戸と大阪と京都」
「旅行みたいだね?
三都物語!」
「旅行なら良いのにね?」
「ついていきたいけど、
来週は締切あるからな」と、
心から残念そうな顔をしていた。
少し畳のお休み処みたいな部屋で横になると、
慎吾さんは軽いイビキを立てて眠ってしまった。
私もそれを聴きながら少し眠った。
肌寒くなって目が覚めると、
慎吾さんが私のことを見ているのでびっくりしてしまった。
「やだ。
涎流して寝てたでしょ?」とふざけて言うと、
「寝顔、凄く可愛かった。
昨日は暗くて、
それに寝袋に潜るようにしてて見えなかったから。
美波さん、すっぴんだよね?
本当に綺麗…」と言われてしまって、
紅くなってしまう。
「もう!
お母さんを揶揄わないで?」
「お母さんじゃないよ?
美波さんは、美波さんだもん。
はぁ。
帰りたくないな。
ずっと一緒に居たいのに…」
「来週は、私、出張よ?」
「何処に?」
「神戸と大阪と京都」
「旅行みたいだね?
三都物語!」
「旅行なら良いのにね?」
「ついていきたいけど、
来週は締切あるからな」と、
心から残念そうな顔をしていた。

