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ただ一緒に居たいだけ
第5章 ちょっとしたジェラシー
ホテルの部屋に入ると、
デスクの上で携帯が光っていた。


あれ?
と思ってサコッシュを見ると、
仕事用のスマホを入れていて、
個人のを置いていってたらしかった。


見ると慎吾さんからのLINEメッセージと着信があった。


折り返しで電話をしたら、
すぐに電話を取ってくれた。


「美波さん、何処に行ってた?」

「えっ?
ご飯食べてたの。
お好み焼き…」

「誰と?」

「サブマスターさん。
ルイさんは来れなくなっちゃって…」

「ちゃんと言って?」

「えっ?」

「他のオトコと一緒に居ると思ったら心配で…」

「やだ。
オフ会と同じでしょ?」

「2人きりだったんでしょ?」

「うん。
ルイさん、来れなかったから…」

「最初から、呼んでなかったかもよ?」

「えっ?」

「最初から、2人きりで飲もうとしてたかもよ」

「飲んでないよ?
サブマスターさん、お車だったし」

「車なんて、密室だから、
もっと心配だよ?」

「考えすぎよ?
歳だって離れてるし、
私なんて…」

「もう!
美波さん、全然判ってない。
あー!
俺、ヤキモチ焼いてて、キモいかな?」

「そんなことないけど。
私なんて、本当に…」

「もう、良いよ。
ごめんね?」と言うと、
唐突に電話が切れてしまった。


切れてしまった電話を暫く見てから、
「変なの…」と呟いて、
歯磨きをした。
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