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ただ一緒に居たいだけ
第5章 ちょっとしたジェラシー
来客用の駐車場に車を停めて、
荷物を持って貰う。


玄関を開けて、
「ただいま」って言ってみたけど、
室内は真っ暗で静かだった。


スリッパを出して、
「どうぞ?」と言って振り返ると、
慎吾さんは困った顔で固まっている。


「ん?
どうしたの?
今週も渉さん、お泊まりみたいね?」と言うと、

「俺、やっぱり帰るよ」と言う。


「どうして?
ご飯炊けるの、待てない?」と言うと、

「いや、
理性を保てる自信ないから」と生真面目な顔で言った。



「困ったな。
独りで食べるの、
淋しいんだけど…」と呟くと、

「じゃあ、夜食だけ!」と言って笑った。



奥までキャリーバッグとバーキンを運んでくれる。


「うがいと手洗いしましょうね?
そろそろ風邪のシーズンだもの」と言って、
洗面所に連れていった。


「うがいはイソジンでね?
手も良く洗って?」

「なんか、お母さんみたいだよ?」

「お母さんみたいなもんでしょ?」と言って、
私も並んでうがいと手洗いをした。


ふわふわの今治のタオルを渡すと、
「うわ。
凄い良い手触り!」と言って笑った。
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