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ただ一緒に居たいだけ
第5章 ちょっとしたジェラシー
「取り敢えず、コーヒー飲んでて?」とマグカップを渡してソファに座って貰う。


キッチンに入って炊飯器に洗ったお米をセットして、
早炊きボタンを押す。

野菜を小さめに切って、
肉じゃがを作る。
豚肉に少しベーコンも加えてコクを出してみる。


野菜室はあんまりモノが入ってなくて、
ほうれん草の胡麻和えを作る。


西京漬けの鰆を焼いて、
お漬物を切ってお皿に盛る。


ダイニングテーブルにランチョンマットを敷いて、
料理を並べようとすると、
慎吾さんが手伝ってくれる。


焙じ茶も淹れて、
2人でテーブルについた。


「凄いご馳走!」と言われて、

「えっ?
こんなので?」と照れてしまう。


手を合わせて「いただきます」と言って、
遅めの食事になった。


「お茶漬けとかにする?」と訊くと、
「このままが良い」と言って、
スマホで写真を撮り始めるから、
笑ってしまった。


「こんなの、普通のお家ご飯だよ?」と言うと、

「こういうのが、なかなかないから」と笑った。



「よく噛んで?」と言うと、

「ほら。
お母さんのフリするから、
美波さん、ズルい」と言われてしまう。


終わった食器を2人で下げて、
食洗機に入れた。


「食べたら3分以内に歯磨きね?」と言うと、
また、笑われてしまう。


新しい歯ブラシを出して、
2人で並んで歯磨きをした。


鏡の中で目が合うと、
慎吾さんは照れ臭そうに笑った。
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