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ただ一緒に居たいだけ
第5章 ちょっとしたジェラシー

「あ…れ…?
ジュリさん、どうしたの?」
「出張の荷物、重たくて…。
迎えに来て貰ったの」
「はぁ。
腹減った。
なんか、ある?」
「お茶漬けでも良い?」
「うん。
びっくりしたよ。
メイちゃんと、兄妹だって、
さっき聞いたんだ」
「え?
ああ。そうなんだ」
「もっとビックリしたのは、
急にお父さんが来るって連絡来てさ。
慌てて帰ってきた」
「あら?
ご挨拶すれば良かったじゃない?」
「いやいや。
いきなり、娘の部屋にオトコが居たら、
僕、殴られるでしょ?」
「オヤジ、確かにあいつのこと、
可愛がってるからな」
「でしょ?
だから慌てて退散したんだ。
まだまだ、結婚してくださいと言えるほど、
甲斐性ないから」
「シャワーは良いの?」
「浴びてきた」
「まあ…」と言いながら、
紅くなってしまう。
冷凍の鮭を焼いてほぐして、
お茶漬けにすると、
サラサラと2杯食べて慎吾さんの隣にだらしなく座った。
「うわ。
メイからLINE、来た」と、慎吾さんが言って、
電話を掛け始める。
ボソボソと話をして、
電話が終わると思いもよらないことを言った。
「なんか、明日、
ガブちゃんと俺とメイとオヤジで、
飯、喰おうだってさ」
「うわ。
父親面接かよ。
じゃあ、お母さんも行こうよ?」
「えっ?
私も?
大袈裟じゃない?
って、私のこと、
メイちゃんには言ったの?」
「うん。
ジュリさんのこと、聞いたから、
お母さんのことも言ったよ?」
「何処に行くの?」
「ノープランだってさ」
「好き嫌いとか、アレルギーは?
お酒は?
和食が良いのかしら?」
「肉が食べたい」と渉さんが呑気に言うので、
「じゃあ、賑やかな処にしましょうか?」と言って、
懇意にしているブラジル料理店のオーナーさんにメールをしてみた。
ジュリさん、どうしたの?」
「出張の荷物、重たくて…。
迎えに来て貰ったの」
「はぁ。
腹減った。
なんか、ある?」
「お茶漬けでも良い?」
「うん。
びっくりしたよ。
メイちゃんと、兄妹だって、
さっき聞いたんだ」
「え?
ああ。そうなんだ」
「もっとビックリしたのは、
急にお父さんが来るって連絡来てさ。
慌てて帰ってきた」
「あら?
ご挨拶すれば良かったじゃない?」
「いやいや。
いきなり、娘の部屋にオトコが居たら、
僕、殴られるでしょ?」
「オヤジ、確かにあいつのこと、
可愛がってるからな」
「でしょ?
だから慌てて退散したんだ。
まだまだ、結婚してくださいと言えるほど、
甲斐性ないから」
「シャワーは良いの?」
「浴びてきた」
「まあ…」と言いながら、
紅くなってしまう。
冷凍の鮭を焼いてほぐして、
お茶漬けにすると、
サラサラと2杯食べて慎吾さんの隣にだらしなく座った。
「うわ。
メイからLINE、来た」と、慎吾さんが言って、
電話を掛け始める。
ボソボソと話をして、
電話が終わると思いもよらないことを言った。
「なんか、明日、
ガブちゃんと俺とメイとオヤジで、
飯、喰おうだってさ」
「うわ。
父親面接かよ。
じゃあ、お母さんも行こうよ?」
「えっ?
私も?
大袈裟じゃない?
って、私のこと、
メイちゃんには言ったの?」
「うん。
ジュリさんのこと、聞いたから、
お母さんのことも言ったよ?」
「何処に行くの?」
「ノープランだってさ」
「好き嫌いとか、アレルギーは?
お酒は?
和食が良いのかしら?」
「肉が食べたい」と渉さんが呑気に言うので、
「じゃあ、賑やかな処にしましょうか?」と言って、
懇意にしているブラジル料理店のオーナーさんにメールをしてみた。

