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ただ一緒に居たいだけ
第6章 家族でご飯
「どうぞ?
誰も居ないので、ごゆっくり寛いでくださいね?
あ、コーヒーでも?
それともお茶にしますか?」と訊くと、

「美波さんの飲みたい方で…」と言われたので、
焙じ茶を淹れる。


「あっ…。
お風呂とかは?
お着替え、ありますか?」と私が訊くと、

「私は一式持ち歩いてます」と健吾さんが言うので、

「でしたら、お風呂、沸かしてきますね?」と言って、
スイッチを入れてくる。


「まさか、こっちに全員居るなんて思いもよらないわよね?
渉さんに電話してみる?」と、クスクス笑いながら言うと、

「いや、邪魔なんじゃないの?」と、
慎吾さんに言われてしゅんとしてしまう。


ゆっくり冷ましながらお茶を飲んでると、
機械の音声がお風呂が沸きましたと告げるので、

「どうぞ?
タオルはこちらに。
あ、昨日の分もお洗濯物あったら、
洗濯機に入れてください。
朝には乾きますから」と案内して、
歯ブラシなんかもお出しした。



リビングのソファに居る慎吾さんに、

「ねえ?
大変!!
お花が枯れちゃったかもしれないから、
ログインしたいけど、
お父様、お風呂、長いかしら?」と訊きながら慌ててゲームのスイッチを入れる。



「おお。
アンジェラさん、久し振り!」

「サブマスとデートしたんだって?」

「デートじゃないよ。
夕飯、食べただけだよ」


一気にチャットが賑やかになる。



「あのね。
今日はお花にお水をあげるだけで…
あああ…っ!
枯れちゃった」と言うと、
みんなが私の家に飛んでくる。


「今週は、ジュリちゃんもガブちゃんも居なかったし、
水をあげるヒトが居なかったからな」と、
マスターさんが慰めてくれる。



新しい苗だけ、植え付けようとすると、
ガタガタと音がして、
健吾さんが出て来てしまう。


「えっ?
早すぎる。
どうしよう?」と、慎吾さんに言うと、

「まあ、息抜きのゲームしてるってことで、
良いんじゃない?」と呑気に言った。
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