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ただ一緒に居たいだけ
第6章 家族でご飯
Tシャツとスエットパンツ姿の健吾さんに、
「お風呂、お先に…。
えっ?
これは?」と言われて、
悪戯を見つかった子供のような気持ちになる。


「慎吾さんも、入って来てくださいね?
着替え、出しますね?」と言って、
昨夜、脱いで洗ったものを渡す。


「慎吾さんも、そのままお洗濯するから、
洗濯機に脱いだモノ、入れてください。
パジャマは…渉さんのTシャツとハーフパンツで大丈夫かしら?」
と準備をして、リビングに戻る。


「えっと…。
気分転換にゲームを時々してるの。
子供みたいでしょ?」と言う。


その間にも、チャットが流れていく。


「ここは私の家で…。
お花を植えてたけど、
出張に出てたら枯れちゃったの。
だから、苗を買って植え直すの」と説明しながらお店屋さんに行く。


薔薇の苗と土を買って、
室内に戻ると、
他のメンバーさんが室内で寛いで座っている。


「植え替え、終わったから、
落ちるね?」とチャットで打つと、

「えー?
折角だから、戦闘しに行こうよ?」と、
マスターさんが言う。

「えっ?
無理無理。
下手っぴだもん」

「身内だから平気だよ。
ほら、パーティーに入って?」と誘われる。

仕方なく入ると、
すぐにダンジョンに飛ばされる。


「アンジェラさん、先頭ね?
俺たち、お供でついていくから?」と言われて、
泣きそうになる。

私は絶望的に方向音痴だから。


途中で慎吾さんがお風呂から出てくるから、

「助けて?
私、迷子で、
何処に居るか、もうわからなくなっちゃったの」と言うと、

「頑張りな。
ここ、初期のトコでしょ?」と笑う。


キャーキャー言っては身体をコントローラごと動かして、
2回ほど死んで、
ようやくラスボスに勝てた。


「はぁ。
もう疲れ過ぎてダメ。
おやすみなさい」と言ってログアウトして、
電源を切った。




溜息をついて、
「寝床を整えますね?
どちらかが、リビングのソファをベッドにして、
どちらかが渉さんのベッドで良いですか?
シーツ交換するの、手伝ってくださいね?」
と言うと、

「俺が渉くんのトコかな?」と、慎吾さんが言った。


「お2人とも、まだ寝なくて大丈夫ですか?
先にお風呂、頂いてきても?
あ、喉が乾いたら冷蔵庫から適当に出してくださいね?」と言って、
私はバスルームに行った。

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