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ただ一緒に居たいだけ
第2章 出会いはモニター画面の中

「本当にお母さん、
ゲーム出来ないんだね?
ほら、自分がそっち向いて身体動かしても、
コントローラ操作しないと!
キャラは1mmも動いてないよ?」と息子に笑われる。
「もう、良いから。
交代しましょ?」と言って、
コントローラをそっとテーブルに置いてソファに身体を深く預けると、
息子はユーザーを変更して自分のキャラでログインし直したみたいだった。
「はぁ…」と溜息をついて目を閉じて深呼吸をした。
息子はとてもゲームが上手いのは、
見ているだけで判った。
「んー。
もうちょっと進めるとさ。
自分の家とかも持てるようになるよ?
そしたら、のんびりと花を育てたり、
アクセとか服、作ったり出来るんだけどな」
と言われるけど、
とても無理な気がする。
「そうだ!
俺が所属してるグループに入る?
でも、お母さんってことは内緒に出来る?
ハズイからさ。
そしたら、俺が居なくても、
誰かしら居て、
教えてくれるし」
そう言われて、
良く判らないまま、そのグループに所属することになった。
ゲーム出来ないんだね?
ほら、自分がそっち向いて身体動かしても、
コントローラ操作しないと!
キャラは1mmも動いてないよ?」と息子に笑われる。
「もう、良いから。
交代しましょ?」と言って、
コントローラをそっとテーブルに置いてソファに身体を深く預けると、
息子はユーザーを変更して自分のキャラでログインし直したみたいだった。
「はぁ…」と溜息をついて目を閉じて深呼吸をした。
息子はとてもゲームが上手いのは、
見ているだけで判った。
「んー。
もうちょっと進めるとさ。
自分の家とかも持てるようになるよ?
そしたら、のんびりと花を育てたり、
アクセとか服、作ったり出来るんだけどな」
と言われるけど、
とても無理な気がする。
「そうだ!
俺が所属してるグループに入る?
でも、お母さんってことは内緒に出来る?
ハズイからさ。
そしたら、俺が居なくても、
誰かしら居て、
教えてくれるし」
そう言われて、
良く判らないまま、そのグループに所属することになった。

