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ただ一緒に居たいだけ
第7章 深夜の出来事

「慎吾、お前さ。
美波さんの気持ちも考えずになんかしようとしただろう?」
「気持ちって…。
好きだからキス、したいって、
普通だろ?」
「それは、美波さんも同じ気持ちなら良いけど?」
睨み合っている。
「美波さん、どうなの?
俺、付き合ってくださいって言ったけど、
返事、貰ってないよ?」
「えっ?」
「どうなの?
嫌かな?」
「嫌じゃないけど…。
歳の差が…」
「そんなの、関係ないって言ったでしょ?
初めて会った時、
同じか、俺より下だと思ったもん」
「やだ。
そんな訳、ないでしょ?」
「本当だよ?
ガブちゃんと付き合ってると思ってたから」
「ガブちゃん?」と健吾さんが言うから、
ハッとしてしまう。
「ああ。
渉くんのこと。
まさか、親子だなんて思わなかった」
「うん。そうだな。
私も昨日、初めて会って、
最初から母ですって言われたけど、
随分と若いお母さんで、
16とかで産んでもこんなに若いお母さん、居ないよなと思った」と、
健吾さんまで言うから、
なんて言って良いか判らなくなる。
「15歳差なら、
私も検討の余地はあるかな?」と更に言われて、混乱する。
「ほら。
だから、オヤジに会わせるの、
嫌だったんだよ。
絶対、タイプだもんな?」
「えっ?」
「小さくて可愛くて胸がデカい」
「いやいや。
そんな外見だけってことは…」
「そんでもって、
優しくて、
周りに気を配って、
控えめだけど、ハッキリモノを言う」
「そうだな。
しかも、料理上手」
「ほらな。
もう、帰ってよ?
俺、美波さんと2人で居たいんだからさ」
「いや。
ダメだ。
お前、また、嫌がる美波さんに、その…。
キスとか、するだろう?」
「嫌がることはしないよ?
さっきは…。
オヤジを牽制しようと思っただけ」
美波さんの気持ちも考えずになんかしようとしただろう?」
「気持ちって…。
好きだからキス、したいって、
普通だろ?」
「それは、美波さんも同じ気持ちなら良いけど?」
睨み合っている。
「美波さん、どうなの?
俺、付き合ってくださいって言ったけど、
返事、貰ってないよ?」
「えっ?」
「どうなの?
嫌かな?」
「嫌じゃないけど…。
歳の差が…」
「そんなの、関係ないって言ったでしょ?
初めて会った時、
同じか、俺より下だと思ったもん」
「やだ。
そんな訳、ないでしょ?」
「本当だよ?
ガブちゃんと付き合ってると思ってたから」
「ガブちゃん?」と健吾さんが言うから、
ハッとしてしまう。
「ああ。
渉くんのこと。
まさか、親子だなんて思わなかった」
「うん。そうだな。
私も昨日、初めて会って、
最初から母ですって言われたけど、
随分と若いお母さんで、
16とかで産んでもこんなに若いお母さん、居ないよなと思った」と、
健吾さんまで言うから、
なんて言って良いか判らなくなる。
「15歳差なら、
私も検討の余地はあるかな?」と更に言われて、混乱する。
「ほら。
だから、オヤジに会わせるの、
嫌だったんだよ。
絶対、タイプだもんな?」
「えっ?」
「小さくて可愛くて胸がデカい」
「いやいや。
そんな外見だけってことは…」
「そんでもって、
優しくて、
周りに気を配って、
控えめだけど、ハッキリモノを言う」
「そうだな。
しかも、料理上手」
「ほらな。
もう、帰ってよ?
俺、美波さんと2人で居たいんだからさ」
「いや。
ダメだ。
お前、また、嫌がる美波さんに、その…。
キスとか、するだろう?」
「嫌がることはしないよ?
さっきは…。
オヤジを牽制しようと思っただけ」

