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ただ一緒に居たいだけ
第9章 揺れる
「あの…どうしたんですか?」と言うと、
少し困った顔をした。


「失恋て?」と言うので、

「冗談です」と笑うと、
少し曖昧な笑顔を見せた。


「なんだか、昨日の電話の様子が心配で。
あ、仕事用の携帯に連絡して、
失礼致しました」と頭を下げて、

「あの…これ…」と、
紙袋と真紅の薔薇を一輪、
私に差し出した。


「じゃあ、帰ります」と向きを変えるので、


「えっ?」と言うと、

「女性が独りきりで居る処にお邪魔する訳には…」と言うので、

「やだ。
別に良いじゃないですか?
お父さんとお母さんになるかもしれないんですから!」と言って、
スリッパを出した。


少し迷ったような顔をした後、

「お邪魔します」と言って、
私の後について部屋に上がった。
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