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ただ一緒に居たいだけ
第9章 揺れる
「健吾さん、甘いモノ、大丈夫なんですか?」と訊くと、
照れ臭そうな顔で首を横に振った。


「そうですよね?
あんなに美味しそうにウィスキー呑む方は、
甘いモノより塩っぱいモノですよね?
お昼ご飯は?」


「いえ…」と言うので、

「じゃあ、アフタヌーンティー、いかがですか?
私も朝から何も食べてなかったので」と言うと、

「えっ?」と言いながらも、
とても嬉しそうに笑った。


「少し待っててくださいね」と言って、
取り敢えずコーヒーを出して、
久々に3段になってるアフタヌーンティー用の食器を出して洗って拭いた。


あんまり甘くないチーズとナッツが入ったスコーン、
黒胡椒が効いた甘くないクッキーを焼きながら、
薄く切った食パンで、
キュウリ、ハム、チーズのサンドイッチを作る。

ケーキはトレイのようなお皿に並べて冷蔵庫に入れておいた。


ワゴンにティーセットと3段重ねの食器に彩り良くあれこれ載せたものを慎重に運ぶと、

「わっ。
なんか、ホテルみたいだな」と目を丸くされる。


ランチョンマットも置いて、
小さめのフォークとナイフ、ナプキンもセットして、

「さあ、どうぞ?」と席を勧めた。




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